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【パークマネジメント(15)】公園と食の効果的関係

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開催日 2015年10月13日(火)
開催時間 17:00 - 19:30
場所 秋葉原UDX4階 UDXギャラリーNEXT3
参加費 無料
募集人数 100人
募集対象者 自治体関係者、公園や公園管理、まちづくりや都市計画、建設、不動産、 PPP、指定管理者制度に関係する方、御関心のある方ならどなたでも
主催 パークマネジメントと次世代公園研究会
共催 UDXオープンカレッジ

パークマネジメントと次世代公園研究会

 

開催の内容

 

これまで公園と食の関係というと「パーべキュー施設」や「レストハウス」「売店」程度でしたが、昨今、農業公園としての市民参加、農産物直販やご当地グルメ、食材やテーマ別の食のイベントなどの開催場所としても公園は重要な会場となっています。

広域避難所、一時避難所などの防災公園機能としても食の備蓄、物資輸送、供給方法、調理方法、電気水道ガスなどのインフラ整備に関しての災害時と日常時の効果的活用もマネジメントの重要な投資や運営手法となります。

これまでも研究会では次世代のキッチンカーとそのインフラ整備の部会において全国公園統一の設備インフラのガイドラインづくりや低公害車、安全設備の備えた車輛開発、ICT活用のマネジメント方法などの議論もおこってまいりました。

老朽化、また時代ニーズに合わなくなったレストハウス施設のリニューアルやその資金調達方法、人気のある飲食事業者の選定や運営時間対策、イベント連動などのもテーマとなります。

公園の朝活とあわせた朝食、オフィス街などのランチ対応、夜の利用促進のためのディナーの考え方、持参お弁当の食べる環境や給湯や温めなどの半調理品の食事環境整備、自動販売機などの利用者サービスも公民連携の仕事となります。

食の情報サイトなどによる公園食のブームづくり、協賛企業の参画機会をつくるための食の企画など様々な角度から異分野の方々の参加と交流、マッチングにより公園と食の関係を社会提案してまいります。

15時からは次世代キッチンカー研究会と共催で公園や広場などのキッチンカーインフラの部会を開催致します。

【プログラム】
1.参加者近況紹介、自己紹介(複数名)
◎本保 和浩 氏 埼玉県桶川市役所 都市計画課公園担当
◎神山 淳一 氏 一般財団法人大阪府公園協会
◎小田 啓樹 氏 杉並区役所 みどり公園課
◎汐見恵理佳 氏 一般財団法人大阪府公園協会 服部緑地管理事務所
◎栗山 直也 氏 阪急電鉄株式会社 不動産事業本部 不動産開発部
◎北村 敏久 氏 イオンモール株式会社 新店統括部 アウトレットリーシング部
◎浴 靖典 氏 株式会社ミックス代表取締役

2.ソリューションプレゼンテーション
「大阪城公園パークマネジメントでの進捗」
◎一山 卓治 氏 株式会社電通 プロモーションデザイン局プロジェクトプロデュース部 プロデューサー

◎木原 信之 氏 関西支社 第2営業局 営業部
大阪市では20年間の大阪城公園パークマネジメント事業者を株式会社電通を代表とし、讀賣テレビ放送株式会社、大和ハウス工業株式会社、大和リース株式会社、株式会社NTTファシリティーズの5社に決定しました。現在、大阪城パークマネジメント株式会社として食テーマの事業含めてプロジェクト進行中

「公園内植物、公園ボランティア、テーマガーデン連動型カフェ」
◎近藤かおり氏 ケイズガーデン
愛知県刈谷市フローラルガーデンよさみの指定管理業務でのイングリッシュガーデンを生かしたガーデンカフェでは無農薬有機栽培の野菜や作家さんなど、こだわりのショップが並ぶ月一開催のマルシェのほか、園芸ボランティアさんとカフェの相乗効果、カフェのコーヒーかすや野菜クズを堆肥化し、野菜やハーブを育てたものをカフェで生かすことで公園とカフェの運営に付加価値をつけるなどに取り組んでいる。

「キッチンカー、移動販売車の公園利用の課題と可能性」
◎森 智茂 氏 一般社団法人日本ケータリングカー協会
事務局長
キッチンカー、ケータリングカー、フードトラックなどと呼ばれる移動販売車の事業者が公園活用する際の様々な要求や提案の一部をこれまでの公園での展開などを例にプレゼンテーションする。

「健康管理飲料と次世代自動販売機の効果的活用」
◎大塚ウエルネスベンディング株式会社 営業部法人営業担当 次長 大隈 直樹 氏
ポカリスエットやカロリーメイトなどの食品を夏場の熱中症対策や運動公園(プールや競技場含む)などの栄養補給、また防災時の備蓄食料として効率的に供給するために自動販売機などの有効活用を提案する。自動販売機の無線通信技術やデジタルサイネージ技術などと異分野のソリューションが組み合わせることでより高い公園価値化を目指す。これまでも全国の国営公園などのスポーツイベントなどにも積極的な協力を実施してきた。

「食材の無駄と環境、エネルギーを考えた厨房設備」◎水谷 浩三氏 福島工業株式会社 取締役 東日本副支社長
環境配慮型の省エネルギー冷蔵庫やショーケース、厨房機器を公園のレストハウスや売店、キッチンカーなどで展開する場合の可能性について提案する。公園の剪定枝などの償却熱を活用した給湯システムなど公園ならでは、また公園のランドスケイブデザインに合わせたレストラン厨房など。

総括「公園の価値創造としての食の活用」
◎廣常 啓一 新産業文化創出研究所 所長
公園での様々な食の可能性、課題を整理し、異分野の連携などによる公園での食のソリューションプロジェクトを創り上げ、具体的な公園での実証実験、実践導入の方法をご紹介します。

3.プロジェクト他の紹介
「海外における公園管理の取り組み事例発表会」
◎嶺岸 さゆり氏 World Urban Parks ジャパン事務局(一般財団法人 公園財団)

「富山県富山市での次世代公園と国際会議(環境大臣会合)」
◎廣常 啓一 新産業文化創出研究所 所長
パークマネジメントと次世代公園で計画する先進事例導入支援の一つとして2016年に開催される主要国首脳会議(伊勢志摩G7サミット)及び関係閣僚会合「環境大臣会合」(富山市)の支援企画として取組むモデル公園とパークインダストリー、関連国際会議などについてご紹介いたします。
「2016年G7環境大臣会合」について

◎御友 重希 氏 環境省 総合環境政策局 兼 地球環境局 総務課調査官「2016年G7環境大臣会合」開催準備室事務局長・室長代理
「日比谷ガーデニングショー紹介」

◎北原恒一氏 公益財団法人東京都公園協会 公園事業部 防災担当部長 (日比谷公園ガーデニングショー実行委員会事務局統括)
19:45~ 交流会、名刺交換会
交流会挨拶

◎阿部 好淳 氏 公益財団法人東京都公園協会 総務部企画課 特命担当係長