開催日 | 2015年8月19日(水) |
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開催時間 | 17:00 - 19:30 |
場所 | 秋葉原UDX4F UDXギャラリーNEXT3 |
参加費 | 無料 |
募集人数 | 100人 |
募集対象者 | まちづくりや都市計画に御関心のある方ならどなたでも |
主催 | UDXオープンカレッジ |
共催 | パークマネジメントと次世代公園研究会 |
パークマネジメントと次世代公園研究会
開催の内容
これまでIT化、デジタル化に縁の無かった公園やパークマネジメントが通信インフラやセンサネットワークなどのインフラ整備とともに巨大産業へと変貌することとなります。
インフラを活用した防災や防犯、天候情報、エネルギー管理、埴栽管理、遊具管理などのマネジメントからウェアラブルデバイスと連動した健康管理(デジタル・ヘルシーパークとPHRパーソナルヘルスレコード)、次世代のキッチンカーや移動販売車サービス、インフォメーションよる協賛ビジネス、その他、WiFiやWi-SUNなどの通信技術やIOT、M2M、センサネットワークを活用したビックデータ活用のサービスと新たな公園デバイスの開発、入出場管理や予算管理、報告書作成などのIT化など異分野の参画機会の大きな可能性が秘めており、パークマネジメントの大きな機能を担います。
【プログラム】
16:40~ 受付
17:00~17:30 参加者近況紹介、自己紹介(複数名)
◎大森高樹氏 日建設計シビル 計画設計部 副部長
◎村尾昌紀氏 株式会社科学情報システムズ
◎天本俊正氏 株式会社天本俊正・地域計画21事務所(元建設省審議官)
◎城戸正裕氏 株式会社 日立システムズ
◎清水 幸弘氏 P.D.P株式会社
◎岩知道 寿夫氏 株式会社ガーデンラボ 相談役
◎田中 里奈氏 一般財団法人大阪府公園協会
◎蓮池 孝一氏 一般財団法人大阪府公園協会
◎吉田 功 氏 株式会社石田大成社 ほか
17:30~19:30 講演、ディスカッション
講演1.「IT化の空白領域としての公園とマネジメント」
◎廣常啓一 新産業文化創出研究所 所長
講演2.「ワールド・アーバンパークス国際大会で示されたこれからのスマートパークス&ガーデン」
◎小口健蔵氏 World Urban Parks 理事 小口健蔵オフィス代表
※参考 World Urban Parks(旧IFPRA) ⇒ http://ifpra.jp/
講演3.「インターネット型の公園管理情報マネジメントシステムとしてのPOSAシステム」
◎関 哲哉 氏 一般社団法人日本公園緑地協会
事業部長 兼 第一調査室長
講演4.「日本の無線通信技術インフラを活用した公園IT産業の創出」
◎甕 昭男 氏 YRP研究開発推進協会会長
㈱中央コリドー代表取締役
(一財)テレコムエンジニアリングセンター前理事長
放送大学 元理事 テレビ朝日 元常務取締役
元郵政省技術総括審議官
※参考 YRP⇒ http://www.yrp.co.jp/yrprdc/index.html
講演5.「IOT、M2M、ビックデータを活用した公園とマネジメントの可能性」
◎ 稲富 正一 氏 YRP研究開発推進協会WSN協議会事務局
株式会社YRP-IOT 第一事業部長
<稲富 正一 氏プロフィール>
パナソニックモバイルにて経営企画を担当。
Wi-SUNの利活用については、Wi-SUN利活用初期段階からセンサーネット関係の技術開発や市場開拓を行っている(株)YRP-IOTに移籍して現在に至る。Wi-SUN業務アプリケーション利活用、各種ベンダの動向などを熟知。
※参考 YRP-IOT⇒ http://yrp-iot.com/iot/
講演6.「日本初の画期的な無線通信技術Wi-SUN活用によるパークマネジメント事例(仮題)」
◎生田 朋広 氏 ローム株式会社 パワーモジュール製造課
WI-SUNとは日本の情報通信研究機構(NICT)が中心となって開発された無線通信技術で、最長で500m程度の距離を結び、数百kbps程度の速度で通信することができます。複数の端末がバケツリレー式にデータを中継し、遠隔地間を結ぶ通信に対応、数十km離れた機器までデータを届けることができます。センサーや組み込み機器で利用しやすいよう消費電力を極力削減できるよう配慮された仕様になっており、乾電池駆動の機器でも通信頻度が一日数十回程度の頻度なら何年も連続で稼働できるとされています。
電力送電網で各家庭に設置されたスマートメーターの情報収集や遠隔制御への応用のほか、インフラ施設・設備の監視・制御など、IoTやM2M、センサネットワーク関連での利用が見込まれています。
※参考 ローム ⇒ http://www.rohm.co.jp/web/japan/
講演7.「Wi-Fiインフラ活用のパークマネジメント(仮題)」
~公園と周辺地域からの人の動き、軌跡データを活用した防災やイベント導線対応など~
◎潘 忠信 氏 株式会社ムロオシステムズ 代表取締役社長
※参考⇒ http://www.systems.muroo.co.jp/
講演8.
「衛星リモートセンシングのパークマネジメントへの活用」
◎小林優介氏 一般財団法人リモート・センシング技術センター
リモートセンシングとは、「物を触らずに調べる」技術です。リモートセンシングには様々な種類が有りますが、人工衛星に専用の測定器(センサ)を載せ、地球を調べる(観測する)ことを衛星リモートセンシングといいます。衛星に乗せた(搭載した)センサは、地球上の海、森、都市、雲などからの反射したり、自ら放射する電磁波を観測します。その観測結果から、森林伐採の状況やヒートアイランド現象、雨の強さ、洪水の被害状況などがわかります。
※参考⇒ https://www.restec.or.jp/
全体コーディネーター
廣常啓一 新産業文化創出研究所 所長