開催日 | 2011年6月13日(月) |
---|---|
開催時間 | 18:30 - 20:30 |
場所 | 秋葉原UDX 4F 先端ナレッジフィールド UDXオープンカレッジ |
参加費 | 無料 |
募集人数 | 20社(20名)程度 |
募集対象者 | 植物関連、土木、造園、街づくり、園芸関連の研究者、事業者、イベント会社、国際博覧会関係者、広告会社、その他 |
主催 | UDXオープンカレッジ |
開催の内容
第1回から第4回の会議に引き続き実施します復興支援のための異分野連携プロジェクトの部会となります。今回からの途中参加も歓迎いたします。今回は、緑による街づくり、緑の産業ソリューション、環境や緑化をテーマとした復興博覧会に係わる第2回目の分科会となります。
4月、5月、被災地域にも春が訪れました。桜の咲く避難所や津波から生き残った瓦礫の中の桜の木が満開の花をつけたところも少なくありませんでした。地元の方々にとって春の息吹きと桜の開花が復興への希望の象徴、心の安らぎになったと聞いております。
現在、被災地域の街の復旧計画が進んでいます。コンクリートの道路や橋、仮設住宅などの計画は進んでも、緊急を要さない花や緑の計画は取り残されています。かつての課題までを復旧した街づくりでなく、環境豊かな発展的復興のための街づくりや産業創出を花と緑をテーマに検討する会議を持ちます。
花や緑を活用したプロトタイプタウンとしての復興計画案を付加することで、環境対策や被災土壌の改良、放射能除去、ランドスケープ、植物工場、花卉園芸農業による振興、新たな都市緑化イノベーション、メモリアル公園計画、バイオソリューションクラスター、バイオエネルギー植栽など検討課題は多岐に亘ります。
その象徴的な企画として、花や緑をテーマとした国際博覧会の招致「復興国際花博」(仮称)計画を議論いたします。1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」、その後の地方花博などの実績と経験を、更なる異分野の技術やアイデアを加味して被災地域を広域で開催する計画となります。四川大地震のペアリング復興支援のように、被災地の街ごとに各国の参加パビリオンとして緑化計画を実施したり、短期の組合せを数多く設定し、期間をずらしながら長期開催を実現する等のアイデアも出ています。
世界博覧会事務局(BIE)や国際園芸家協会(AIPH)への承認手続きや開催方法、開催候補地などの選定なども進めてまいります。
第1回会議(5月30日開催)では、環境関連や都市緑化、花卉農業、バイオ等の各種プロトタイプ事業や街づくりを国際博覧会の看板のもとで分散的に恒久的なパビリオン扱いとして世界に情報発信していく議論が出されました。
第2回も引き続き、参加者からのご提案、ご提言、関連する技術やサービスをお持ちの企業や団体の概要を発表いただくことで、一社では対応不可能なプロジェクトを、異分野の連携(異学問、異業種、産学公連携、川上川下連携、NPO市民連携)により、課題解決策を見出し、地域への効果的導入に結び付けていくことを目的といたします。
◇検討テーマ例
省水・省エネ施設、新エネルギー、バイオエネルギー農業、バイオエネルギー畜産、新交通システム、 ユニバーサルタウンサイン・タウンメディア計画、国際博覧会誘致(復興広域花博)、 (国際博覧会事務局BIE、国際園芸家協会AIPH公認)新ランドスケープ、 都市内林業、道路路面緑化、グリーンリノベーション計画、新観光テーマ開発、他