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「琉球庭園都市というまちづくり、産業創出を考える」+ゆる~い交流会

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開催日 2018年11月22日(木)
開催時間 18:30 - 21:00
場所 ダイニングバリテラス (浦添市仲間1-24-26 tel:098-943-5588)
参加費 食事代として3500円程度を予定 (基本、人数で割り勘)
募集人数
募集対象者 造園や建設建築、建材や植物の専門家だけでなく、まちづくり、ランドスケープデザイナー、ファッションやグラフック、プロダクトのデザイナーやプロデューサー、音楽や芸術、工芸、食文化などの多様なクリエイター、エディター、マーケッター、参画企業、観光産業や不動産産業の事業者など
主催 沖縄パークマネジメントと次世代公園研究会

沖縄パークマネジメントと次世代公園研究会

開催の内容

「沖縄(琉球)庭園の研究、再構築とまちづくりへの展開、地域産業や文化の情報発信拠点整備を目指す琉球ガーデンシティ(琉球庭園都市)プロジェクト」の勉強会と賛同頂ける方々の交流会を目的とした会です。ゆる~い飲み会ですのでお気軽にご参加ください。

プログラム:  (食事を伴いながら予定)
  1.参加者自己紹介
  2.「琉球庭園都市構想とまちづくり、産業・文化の創出への展開(海外事例を参考に)」廣常啓一 (新産業文化創出研究所 所長) 
  3.「100年かけて沖縄を在来種があふれる⾵景に変えていくプロジェクト」発表者 : カゼモニワ 代表 多⽥弘 氏(植物空間演出家、ガーデンデザイナー
  4.「風景の復元」発表者 : Ryuzo 彫刻家 浜元朝和氏
  5.その他、参加者からの提案、アイデア、プレゼン
  6.参加者交流、歓談

(※当日は、琉球庭園都市、琉球デザイン、ランドスケープ、パークマネジメント、Park-PFI、公民連携PPP/ PFIなどに関わる実績や提案などのプレゼンテーターも募集します。)

◆主 催 : パークマネジメントと次世代公園研究会

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◆沖縄(琉球)ガーデンシティとは

 沖縄の庭園は、琉球王国時代に日本庭園と中国庭園がミックスされ、地域の亜熱帯植生や材料、気候や文化により独特の庭園デザインと庭園文化が形成されてきました。しかし学問体系などはまだキチンと確立しておらず、研究者も少なく、沖縄庭園文化としての継承や発展が困難な状態となっています。

 また、公園や緑地など公共空間や街並み形成への継承、建築などと一体となった景観まちづくりなどへの活用、観光産業や庭園関連製品(植栽や建材、関連建築物や観賞商品)など産業や関連文化の創出や振興、人材育成なども未着手です。

 本プロジェクトは、こうした伝統的な琉球庭園と呼ばれる沖縄の庭園や公園、緑地と、地域の伝統的な文化や芸術、植物や資材などの地域資源を調査研究し、そこに新たに発掘、また活用する資材、建材、技術などのハードと共に新たなデザインや音楽、文化芸術、食やイベント、関連グッズなどを融合させ、関連産業や関連文化の振興とまちづくり、シビックプライドの醸成への応用まで発展させていこうとするものです。沖縄の公園や緑地、ホテルや商業施設のランドスケープ、個人の庭などにも拡大し、沖縄らしい景観を創り出すことで、観光や文化振興にも結び付けることができます。

 プロジェクトのもう一つの目的は、沖縄県内の琉球庭園や沖縄文化、まちづくり、市民活動やビジネス、地方行政などの地域活動に関わる方々に加え、沖縄県外の人や知(アイデア、デザイン、マーケティング力)とも共創することで、革新的なイノベーションを起こす人の輪を作っていくことにあります。

 沖縄(琉球)庭園都市(ガーデンシティ)では、沖縄県内に社会実験都市として地域拠点など設定をすることで、まち全体を沖縄(琉球)庭園のリビングラボと位置づけ、知的対流拠点の開発運営とともにテストベット、ショールーム、情報発信のリアルフィールドとしても育てていきます。

 そして沖縄の活動のフィールドと世界を結び付けること沖縄の文化、産業として国内外に沖縄(琉球)ガーデンに関わる産業と文化をそのブランドとともに水平展開、国際展開していく予定です。