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【グローバルヘルス】健康医療ビックデータの国際的な活用と普及のための国際標準化への道筋

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開催日 平成29年12月7日(木)
開催時間 13:30~17:30(予定)
場所 理研RCHリサーチコンプレックス第2拠点(神戸市中央区雲井通5-3-1三ノ宮サンパル7F)
参加費 無料
募集人数 50名
募集対象者 その他、本内容にご関心のある方々、今後の活動に連携、参画をお考えの方々等。
主催 GHI

グローバルヘルスクラスター

 

開催の内容

健康や医療、バイタルデータの国際的な収集やビックデータ化と関連技術、サービスやビジネスの国際的な普及(ユニバーサルヘルスカバレッジを含む)のために各国で実施される同様な研究や普及活動、施策、技術やサービスの効果的な連携が必要となります。

その為には、産学連携やNGOや市民、地域などとの連携、異業種の連携多様なセクターやクラスターがネットワークすることにより、アドボカシー活動や社会への合意形成、政策づくり、エコシステムの構築、そして、国際的な標準化やディファクト化へと進めていくことがグローバルヘルスの重要な要素であることから、その道筋を検討していかなくてはなりません。

12月7日は、そのキックオフとして、国際機関や国内外の政府機関、研究機関経済団体などで推進するグローバルヘルスイニシャティブ(下記概要参照)の説明、文部科学省、JSTが実施し、理化学研究所が中核機関として推進するリサーチコンプレックス推進プログラムの説明と構成機関の活動報告などを中心にセミナー形式で実施します。併せて今後の道筋を参加者全員でディスカッション、また交流していく企画です。

本構想に、ご関心のある多くの皆様のご参加をお待ちしております。

◆テーマ : 健康医療ビックデータの国際的な活用と普及のための国際連携、異分野連携と国際標準化への道筋

◆主 催 : グローバルヘルスイニシャティブ(GHI)、健康活き活き羅針盤リサーチコンプレックス推進プログラム

◆事務局 : 大阪商工会議所/公益財団法人都市活力研究所/国立研究開発法人理化学研究所/新産業文化創出研究所

◆実施形態 : セミナー(説明会形式)のあと、会議形式による関係者、参加者でディスカッションとネットワーキング(名刺交換会・交流会)

◆プログラム(予定)

1.開会

挨拶 : 公益財団法人都市活力研究所

2.グローバルヘルスイニシャティブの活動と本試行的研究会の位置付けなど

報告: 新産業文化創出研究所 所長 廣常 啓一 

3.神戸・兵庫地区の様々な活動主体とその解決対象課題、国際連携について

報告:「健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス(仮)」
理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター センター長
健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス推進プログラム
プログラムディレクター 渡辺 恭良 氏
https://rc.riken.jp/about/organizer/

報告 :「神戸市/神戸医療産業都市の国際展開展望(仮)」
神戸市 企画調整局 医療・新産業本部 医療産業都市部
推進課長 吉田 芳徳 氏(調整中)
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2017/09/201709260401-10.pdf

報告 : 「関西健康・医療創生会議の各種健康・医療データ利活用取組(仮)」
関西健康・医療創生会議
関西広域連合 関西イノベーション推進室 副室長

兵庫県企画県民部科学情報局 局長 落合 正晴 氏(調整中)

休 憩  <15:30ー15:50>

4.海外諸国から観た関西/神戸の魅力や協力関係の可能性

報告 : 駐日デンマーク大使館 投資部 部門長 中島 健祐 氏

報告 : その他、国際機関

5.関西/神戸の活動主体と国内及び海外で連携模索に関する協議
   (聴講者含む参加者全員でのディスカッション)

報告 : 公益社団法人関西経済連合会 産業部 健康医療・特区担当部長

   生き活き関西・特区推進室長 事務局次長 瀧川 一善 氏

報告 : 大阪商工会議所 経済産業部 ライフサイエンス振興担当課長 根来 宜克 氏

その他 前半報告者 及び、参加の各機関、大学から

進行 : 新産業文化創出研究所 所長 廣常 啓一 

6.交流会、名刺交換会

7.閉会 挨拶 : 大阪商工会議所

◆申し込み締め切り : 平成29年12月6日(水)
※会場都合により、定員に達した場合、期日前に締め切らせていただくことがございます。

【お問い合わせ】
 グローバルヘルスイニシャティブ事務局
   公益財団法人 都市活力研究所(安藤・味村) 06-6359-1322
   株式会社新産業文化創出研究所(瀬川・廣常) 03-5297-8200

・・・・参考説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

▼グローバルヘルスイニシャティブと研究会活動

健康医療の科学技術の事業化、国際ビジネス展開のためには異分野の連携や国際連携による国際標準化とともに国際社会の健康医療領域の課題解決と持続化に合致する事、その合意形成なども不可欠となっています。

ユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)と持続可能な開発目標(SDGs)の実現、感染症などのパンデミックや環境汚染、気象変動による公衆衛生の悪化、病害虫獣の国境移動、紛争、難民問題による健康被害の拡大などの対応は、1国や特定領域の機関やセクター、クラスターだけでは対処できません。

途上国支援やパンデミック対策などに於けるグローバルファンドの投資による産学連携のイノベーティブでスピーディーな技術や製品の開発、現地での機器や薬の承認や患者、末端支援者までの物流と現場対応を担っている国際機関やNGOとの連携など多様な主体(セクターやクラスター)の連携が不可欠となります。

また、医療や健康の技術や製品、サービスの研究や開発、材料や部品の国際調達、国際展開や普及拡大のための国際標準化や各国の医療承認、流通システムの確立などビジネス領域に於いても国際連携は重要になってきます。

こうしたグローバルヘルスの国際的枠組みづくり、政策提言などのアドボカシー活動や持続的なエコシステムの確立と産業化の実現に重要となるのが異分野の業界やセクター、クラスターなどの多様な主体が交流するプラットフォームの形成であり、グローバルヘルスイニシャティブ構想(GHI)が、その活動の一つとなります。

 ※グローバルヘルスイニシャティブ詳細 ⇒
http://www.town-college.com/udx/news/2017/11/post-53.php

本構想推進の推進の為に国際機関やNGO、各国政府機関や自治体、経済団体や学術団体、業界団体や様々なセクターやクラスターと共にプラットフォームづくりが始まり、関係機関連絡会議(ネットワーキング)と分科会となる試行的な研究会を実施しています。

試行的研究会は、3つに分類されます。
①国や地域別研究会、
②グローバルヘルスの共通課題やテーマ、技術、プロジェクト別研究会
③GHIのサービスや支援機能別研究会

12/7に開催のセミナーは、「リサーチコンプレックス研究会(仮称)」として②の研究会の一つとなります。

文部科学省事業で国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「世界に誇る地域発研究開発・実証拠点(リサーチコンプレックス)推進プログラム」に国立研究開発法人理化学研究所が中核機関として兵庫県及び神戸市、大学・研究機関(京都大学、神戸大学、兵庫県立大学等12機関)、企業等(阪急阪神ホールディングス等31社・団体)とともに採択された事業「健康”生き活き”羅針盤リサーチコンプレックス」の国際連携と異分野連携をテーマとするものです。

※「健康活き活き羅針盤リサーチコンプレックス推進プログラム」
詳細⇒ https://rc.riken.jp/about/