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【こども大学(医学)】世界が注目する「プラズマいりょう」とは?

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開催日 2014年11月15日(土)
開催時間 10:00 - 12:30
場所 秋葉原UDX4F UDXオープンカレッジ
参加費 無料
募集人数 20人
募集対象者
主催 こども大学
開催協力 UDXオープンカレッジ、東京都市大学 大学院工学研究科 生体医工学専攻 工学部 医用工学科 知覚システム工学研究室     教授 平 田 孝 道先生

こども大学・医学部

 

開催の報告

http://edu-innovation.com/?material=20141212

     

プラズマと言えば、私たちの生活の中でも、ドライヤーや空気清浄機など、沢山の製品を見かけるようになりました。そのプラズマ、実はやけどや切り傷を治すなどの「いりょう」の分野での活用が期待されています。東京都市大学 平田孝道先生からは、プラズマの仕組みについて教えていただきながら、未来の医療として今後どのような可能性を秘めているのか、実際にどのような事がわかっているのか、実験やスライドを見せていただきながら学びました。

まず先生は、プラズマライトを手に登場。ガラスの部分を触ると、プラズマが動きます。

プラズマとはどのような状態を指すのかを勉強しながら、実際にプラズマの効果を試します。
様々な材料が机に用意され、それぞれの物質がくっつくかどうかを試して行きます。くっついたものは、イオンのバランスがくずれたものです(静電気)。

さて、ここで登場したのが、プラズマ付きのドライヤーと空気清浄機。さきほど静電気でくっついたものにこのドライヤーの風をあてると、さらっとはがれおちます。プラズマは原子が電気を帯びたイオンの状態なので、バランスのくずれた状態にふきつけることによって、中和されるのではがれます。

では、プラズマは、医療分野ではどのような可能性があるのでしょうか?やけどをした時に、傷口をきれいになおすこともできますし、細くなった血管を太くすることもできるので、様々な治療に使う事ができます。まだまだわかっていないことがたくさんありますが、だからこそ、未来で期待されている研究だという事ができるのです。

最後に子供たちには、将来の夢を描いてもらいました。医者を目指す子、ダンスが上手になりたい子、自分で創造したロボットを作りたい子、15歳から選挙権がもてる社会にしたい子、お金持ちになりたいけどまずは結婚!!夢いっぱいのこどもたちの言葉を聞く事ができました。

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いま、世界中の科学者が注目している、プラズマを使った「ちりょう」。

プラズマといえば、私たちの生活の中でも、ドライヤーや空気清浄機など、プラズマを発生させる製品をたくさん見かけるようになりました。

そのプラズマ、実はやけどや切り傷を治すなどの「いりょう」の分野での活用が期待されています。

まだまだわからない事がたくさんあるようですが、だからこそ、こどもたちにその可能性を感じてもらいたいと考えています。

今回は、東京都市大学の平田孝道先生から、プラズマを使ってできること、新しい試み、これからの可能性についてお話しをしていただきます。

プラズマには、驚くような能力がたくさんあります。それを、今回はこども達に実際に体験してもらおうと思います。

こども大学では、様々なみなさんに学ぶ機会を提供したいと考えています。

小学生でも中学生でも、われこそは!!と思うこども達をお待ちしています!!

平田先生の小さいころ持っていた夢の話なども、是非聞いてくださいね。

 

講師 : 東京都市大学
    大学院工学研究科 生体医工学専攻
    工学部 医用工学科 知覚システム工学研究室
    教授 平 田 孝 道先生

平田先生へのインタビュー