開催日 | 2013年12月14日(土) |
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開催時間 | 13:00 - 14:40 |
場所 | 秋葉原UDX 4F UDXオープンカレッジ |
参加費 | 無料 |
募集人数 | 20人 |
募集対象者 | 小学校中低学年 |
主催 | UDXオープンカレッジ |
共催 | こども大学 |
開催協力 | 明星大学 理工学部 電気電工学系 教授・学長補佐 伊庭 建二 氏 |
こども大学・環境エネルギー学部
開催の報告
前半は、座学にてエネルギーにはどのような種類があるか、身の回りにある電気を使っているものなど、わかりやすい資料を見ながら学びました。
後半は工作をしました。
電気をつくる、ためる、変換するを体感できるような工作キットを使用し、明星大学の学生3名がアシスタントを務めて実施しました。
小学校高学年の教科書で出てくる内容ですが、わかりやすい教材を活用することで低学年も興味をもって参加することができました。
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開催の内容
わたしたちの生活になくてはならない電気エネルギー。電気はどのように作られるのでしょうか。
キットを使って手回し発電機を工作し、自分で電気を作る実験をすることで、電気のしくみを体感します。手回し発電機でつくった電気で懐中電灯を光らせたり、蓄電してモーターカーを走らせたり、クイズをしたり、楽しみながら発電、蓄電、エネルギーの変換について学んでいきます。低炭素社会の実現のための電力系統技術の研究、NAS電池の利用・運用技術の研究、再生可能エネルギーの運用計画の研究など、電力を中心とした環境エネルギー問題に取り組んでいる明星大学の伊庭研究室が講師を務めます。
※配線がいらないブロック式のキットを使用しますので、小さなお子さんでもご参加いただけます。作った懐中電灯とモーターカーは、お持ち帰りいただきます。
日本国内の資源を使って作れる電力は、使っている電力の4%程度と低く、今でも電力供給は不安を抱えたままです。でも電気は大きな発電所でないと作れないのでしょうか? これまでは小さくて役に立たないと思われていた家庭での小さな発電であっても、大きな自然災害や緊急時には役に立ちます。また、太陽光発電や風力発電は自然にやさしいエコエネルギーです。今後はこのような小さくクリーンな発電も、社会に普及してくると期待されています。
そこで、このテーマでは手回し発電機のキットを工作で作り、みなさんにも小さな発電を体験してもらいます。みなさんの手を動かすことで電気が作ることができることがわかります。また、電気をためること(蓄電といいます)もしてみます。電気はためておくことが難しいエネルギーですが、キットの中の小さな部品(コンデンサーと言います)に、ちゃんとたまります。最後にキットの電気自動車を教室の中で走らせてみましょう。
講師:明星大学 理工学部 電気電工学系 教授・学長補佐
伊庭 建二 氏
伊庭研究室HP ⇒ http://www.hino.meisei-u.ac.jp/ee/iba/
【プロフィール】
伊庭 健二(いば・けんじ)
1980年早稲田大学大学院修士課程修了後、三菱電機(株)入社、以来制御製作所および中央研究所にて電力系統技術の研究開発に従事。特に系統計画手法、電圧安定性、電圧無効電力制御、大電力貯蔵技術に取り組む。1983年米国Westinghouse社にて研修。2003年4月三菱電機退職、都立航空高専教授、2004年4月より明星大学理工学部教授。現在、明星大学理工学部総合理工学科電気電子工学系 教授、学長補佐。工学博士、第2種電気主任技術者、電気学会上級会員、IEEE Fellow。