開催日 | 2013年8月27日(火) |
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開催時間 | 13:30 - 15:00 |
場所 | 秋葉原UDX4F UDXオープンカレッジ |
参加費 | 無料 |
募集人数 | 20組 |
募集対象者 | 小学生(親子でご参加ください) |
主催 | UDXオープンカレッジ |
共催 | こども大学 |
開催協力 | 首都大学東京 人工光合成研究センター センター長、特任教授 井上 晴夫 氏 |
こども大学・環境エネルギー学部
開催の報告
植物が行っている光合成を人工的に行う「人工光合成」は、水、二酸化炭素と太陽光などの光エネルギーから炭水化物や燃料などを合成する技術。日本が世界にリードしている研究分野となります。
写真を中心とした座学と実験を織り交ぜた構成で、光のふしぎが体験できる5つの実験を行いました。レーザーポインターを使って色による屈折率の違いを体感して虹の色のふしぎを解説したり、液体やドライアイスが入ったペットボトルを通して光の透過と散乱のしくみを見たり、光触媒を塗布した鏡を使った化学反応を体験したり、パセリから緑色を取り出す実験を行うことで、こどもたちは光に対してより深く関心と知識を得ました。
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開催の内容
どうして空は青いの? どうして夕日は赤いの? 虹の色はどうしてできるの? わたしたちが見ているものの色は、実は光の色なのです。身近なところにある光のふしぎを実験とお話で学びます。
植物は、光のエネルギーをつかって水と二酸化炭素からデンプンなどをつくり、酸素を吐き出します。植物が行っている光合成を人工的に行う技術が人工光合成です。この技術を使って石油と同じような燃料をつくりだす研究が進んでいます。その第一人者である首都大学東京の井上先生が講師を務めてくださいます。
講師:首都大学東京 人工光合成研究センター センター長、特任教授 井上 晴夫 氏
【プロフィール】
井上 晴夫(いのうえ・はるお)
首都大学東京 人工光合成研究センター センター長
人工光合成研究センターHP ⇒ http://www.apchem.ues.tmu.ac.jp/labs/inoue/caps/
首都大学東京大学院 都市環境化学研究科分子応用化学域 特任教授
井上研究室HP ⇒ http://www.apchem.ues.tmu.ac.jp/labs/inoue/
科学技術振興機構 さきがけ研究「光エネルギーと物質変換」領域 研究総括
領域HP ⇒ http://www.chem-conv.jst.go.jp/
◇学歴・職歴
昭和22年 生
昭和40年 東京大学 入学
昭和44年 東京大学 工学部工業化学科卒業
昭和44年 東京大学大学院 工学系研究科修士課程入学
昭和47年 同課程修了
昭和47年 東京都立大学 工学部 助手
昭和57年 工学博士 東京大学
昭和57年~昭和58年 日米科学技術協力事業による派遣研究員として米国ノースカロライナ大学において共同研究実施
平成 3年 東京都立大学 工学部 講師、助教授を経て 教授
平成 9年 東京都立大学大学院 教授
平成17年 首都大学東京 都市環境学部 教授
平成17年~21年 同 都市環境学部長
平成19年 東北大学多元研客員教授
平成19年 米国フロリダ大学 Tallant Professor
平成21年 首都大学東京 国際センター長
平成22年~24.4 首都大学東京 戦略研究センター 教授
平成22年.5~ 首都大学東京大学院 分子応用化学域 特任教授(現在に至る)
◇主な受賞・学会活動
平成9年度 光化学協会賞
平成3年~5年 日本化学会 Chemistry Letters, Editorial Board
平成11年~ Research on Chemical Intermediate: Editorial board
平成11年~ Journal of Photochemistry and Photobiology A, Chemistry: Editorial board
平成12年~ Photochemistry Reviews: Associate editor
平成16年 日本化学会副会長
平成17年 日本化学会筆頭副会長
平成18年~19年 光化学協会会長
平成18年~ 米国化学会 Langmuir 誌 Advisory Board
平成20年~21年 Asian and Oceanian Photochemistry Association: President
平成21年~ 科学技術振興機構 さきがけ研究「光エネルギーと化学変換」領域 研究総括
平成22年~ Photochemistry Reviews, Editor in Chief
平成23年 向井賞
◇主な研究プロジェクト (代表者)など
・戦略基礎研究(CREST)(2000 ? 2005) 科学技術振興事業団
・展開研究 (SORST)(2005 ? 2010) 科学技術振興機構
・高度研究(2011 ? 2015) 東京都 他
◇主な現在の研究テーマ
・人工光合成系の構築:水を電子源、酸素源とする可視光による物質変換反応とそのシステム化
・化学反応エネルギー共役
・化学反応の高次元異方性制御
・分子系包接環境の光化学と機能発現 その他
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★お願い/注意事項★
①親子でご参加ください。
②写真撮影、映像収録を行い、配信する場合がございます。ご都合の悪い場合はお申し出ください。