開催日 | 2009年8月22日(土) |
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開催時間 | 10:00 - 12:00 |
場所 | 秋葉原UDX4F 先端ナレッジフィールド・UDXマルチスペース (東京フードシアター5+1) |
参加費 | 無料 |
募集人数 | 30人 |
募集対象者 | |
主催 | 国際惑星地球年日本(IYPE) |
共催 | UDXオープンカレッジ |
国際惑星地球年 IYPEジュニア・サイエンス・カフェ
開催の報告
夏休みの自由研究が、まだの方、秋葉原で宿題を終わらせちゃおう!!ということで実施しました。
こどもたちは、講師の方から楽しくメタンハイドレートについて学びました。メタンハイドレートに火をつけるという、貴重な体験も。参加してくださったおこさんには、賞状が授与されました。
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開催の内容
講 師 : (独)産業技術総合研究所 成田先生、天満先生,山本先生 , 他
家で使われているガスや電気のもとは何でしょうか?
天然ガスの需要は世界的に増加する一方で、日本のエネルギーの大半は輸入に頼っています。このような中、資源に乏しい日本でも新しい天然ガス資源として「燃料として燃える氷」と言われるメタンハイドレートが注目されています。メタントイドレードは、燃える氷として注目をあびています。
このサイエンスカフェでは、メタンハイドレートの結晶の折り紙を配布し、メタンハイドレートを燃やし、水に溶かしました。
国際惑星地球年・ジュニア・サイエンス・カフェ は国連による国際惑星地球年の活動として実施されるものです。国際惑星地球年は 2008を中心とする2007年から2009年度の3ヶ年を惑星地球の3ヶ年として,様々な活動が行われます。
国際惑星地球年とは?
国際惑星地球年は,地球の過去・現在・未来を研究する科学者達の国際組織である 国際地質科学連合 (IUGS)とユネスコ を中心に,多くの賛同者・後援者によって2006年3月に実施主体となる国際法人「国際惑星地球年 」が設立され、そこで推進される国際的プログラムとなります。
地球を良く知り,地球の科学の知識と情報を有効に利用することは,命と生活を守り,安心・安全な社会の持続的発展の基礎を作っていくことです。しかしながら,地球の科学が私たちの生活や社会・経済と深い関わりを持っているにもかかわらず,一般社会の認知・理解は必ずしも十分とは言えません。それどころか,最近の学校教育の場では地学が消滅しつつあります。その原因の一端は,地球の科学に携わる私たちからの働きかけが不足していることにあるのかもしれません。国際惑星地球年日本は,「社会の中で,社会のための地球科学」を基調として積極的に社会に働きかけ,地球科学への認知・理解が少しでも増えていくよう最大限の努力をしていきます。
2010年3月には、総括イベントとしてコンテストや発表会、セミナーなど秋葉原の街全体で実施する予定です。3月まではUDXマルチスペースなどを中心にUDXオープンカレッジとして子供対象のジュニアワークショップから、大人、専門家や産官学によるオープン・ワークショップ、プロフェショナル・ワークショップ、イノベーション・ワークショップなどが開催されます
独立行政法人産業技術総合研究所 は、経済産業省に属していましたが、2001年より独立行政法人に改組。研究者数や研究レベルの高さにおいて我が国有数の公的研究機関であり、これまでもナノテク・材料、バイオ、IT、環境、エネルギー、地質、標準・計測等幅広い分野で基礎から応用まで多くの成果をあげております。一方、地球環境問題やエネルギー問題、安全・安心社会の実現といった課題を克服し、我が国の産業競争力を強化していくためには、産業技術総合研究所の役割がますます重要になっております。