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【エネルギーイノベーション(水素)】水素エネルギー応用の可能性

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開催日 平成27年11月25日(水)
開催時間 16:00 - 18:00
場所 秋葉原UDX4F ゲストルームE
参加費 無料
募集人数 30人
募集対象者 エネルギーや環境に関心のある方、街づくり、設備・通信関係、エネルギー関係者、等
主催 UDXオープンカレッジ

エネルギーイノベーション研究会

 

開催の内容

「日本再興戦略」改定2015においては、”クリーンで経済的なエネルギー需給のために新たに講ずべき具体的施策”として「CO2排出の少ない水素社会の実現」が挙げられ、水素社会の実現に向けて様々な関心が集まっています。みんなのエネルギー会議/エネルギーイノベーション研究会では、複数回にわけて水素社会の可能性について考えていきます。

水素は次世代エネルギーとして期待されているものの、単なる二次エネルギーに過ぎません。つまり水素を仲介することに何らかのメリットを得られる必要があります

ここでは先ず、水素エネルギーに関する基礎特性と応用可能性を概説します

一方、筑波大学では、再生可能エネルギーの大規模導入に絡み、その出力の不安定性や低密度を補うべく、水素エネルギーネットワークおよび各種分散型電源の直流連系の適用に関する技術開発を進めています。地産地消エネルギーシステム構築の概念に加え、とりわけ需給調整可能な電力貯蔵や新規水素精製プロセス開発など要素技術について紹介します。

また、技術開発の先を含めた実現・普及に向けてのブレークスルーのあり方について述べます。

講師:石田政義教授 筑波大学 システム情報系 構造エネルギー工学域

略歴:   1960年 栃木県生まれ
1985年 筑波大学大学院修士課程理工学研究科 修了
1985年 (財)電力中央研究所 入所
1990年 コネチカット大学客員研究員(~1991年)
1993年 筑波大学 博士(工学)
1995年 筑波大学 構造工学系 助教授
2008年 筑波大学 大学院システム情報工学研究科
構造エネルギー工学専攻 教授
2011年 現所属

専門: エネルギー変換工学(水素や燃料電池を中心とする分散型エネルギーに関する教育と研究開発)

著書:  「家庭用燃料電池の開発と課題」,シーエムシー出版
「機械工学便覧 γ5編 エネルギー供給システム」,機械学会
「水素・燃料電池ハンドブック」,オーム社
「エネルギー用語辞典」,オーム社
「燃料電池技術 本格普及のための材料・応用・インフラ開発」,日刊工業新聞社

社会貢献: 電気学会 『新エネルギー・環境技術委員会委員長』
筑波大学・産業技術総合研究所 『新エネルギー技術シンポジウム実行委員会委員長』
燃料電池開発情報センター 『燃料電池編集委員会委員長』
経済産業省,文部科学省,環境省 各種審査委員等
International Telecommunications Energy Conference 2015 プログラム委員
茨城県水素戦略会議委員長

受賞: 1994年 電気学会電気学術振興賞論文賞受賞
2007年 17th International Photovoltaic Science and Engineering Conference, Poster Award
2014年 筑波大学 2013 BEST FACULTY MEMBER 表彰