開催日 | 平成27年7月7日(火) |
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開催時間 | 13:30 - 17:00 |
場所 | 秋葉原UDX4F UDXシアター |
参加費 | 無料 |
募集人数 | 30人 |
募集対象者 | 空想科学や商品開発に御関心のある方、コンテンツや研究に携わる方、空想商品の開発や販売に御関心のある方など |
主催 | UDXオープンカレッジ |
共催 | 空想学会、空想商品開発研究会、銀河鉄道999現実化プロジェクト |
第1回空想学会/空想商品開発研究会/銀河鉄道999現実化プロジェクト
開催の内容
空想学会とは漫画やアニメ、SF、特撮、小説や映画に登場する製品や事象、まちなどを科学技術(法律、経済、文化人類学などの社会科学含む)で論ずる学問体系となります。
こうした様々な先端科学技術や社会科学などで分析された技術やアイデアを活用した商品や事業、またその研究に資金や開発実装環境、販路などのビジネスマッチングを行うプラットフォームが「空想商品開発研究所」となります。
今回は松本零士先生を名誉委員長として「銀河鉄道999現実化プロジェクト」を行っています。プレの説明会、アイデアソンと7月7日(七夕様)のキックオフ・シンポジウムのご案内です。
【プログラム】
13:00~17:00
<12:00~13:00> プレス発表
・松本零士氏(原作者、「銀河鉄道999」現実化プロジェクト名誉実行委員長)
・タケカワユキヒデ氏(歌手)
・岡尾貴洋氏(アニメ監督、アニメと漫画の聖地ねりま創世会事務局長)
・木内文昭氏(株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング取締役)
・手老善氏(西武鉄道株式会社 )
・貫井武彦氏(東大泉商栄会=ゆめーてる商店街=会長、大泉6商店街)
・沿線商店街関係者
ほか
※こちらは報道関係者、メディア、協賛者候補の皆様のみとさせていただきます。
<13:00~13:30> 開場 受付
司会 松澤千晶アナ(ホリプロ・元TBSニュースバード)
南田裕介氏(タモリ倶楽部にも出演の鉄オタ・ホリプロマネージャー)
<13:30~13:40> 挨拶・空想学会説明 株式会社新産業文化創出研究所 所長 廣常 啓一
<13:40~14:20>比留川 博久氏 講演
・登壇者紹介
・登壇者:比留川 博久(ひるかわ・ひろひさ)氏
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 ロボットイノベーション研究センター 研究センター長
(機械人の現実化に関してヒューマノイドロボット研究の第一人者の比留川先生にはHRP-4C未夢の開発、機械の体はある程度は実現してきており、残された神経との接合などの科学技術に関してレクチャーいただきます。)
・松本零士氏によるコメント
<14:20~15:00>中村 哲氏 講演
・登壇者紹介
・登壇者:中村哲(なかむら・さとし)氏
国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 教授/ATRフェロー/カールスルーエ大学客員教授/国立情報学研究所客員教授
(音声翻訳や対話システムの研究の第一人者としての中村先生には感情も増幅させる知能通訳の可能性、異言語だけでなく異分野(違う惑星の生命体、物語中では冷血帝国(恐竜の王国)で恐竜と話ができる自動翻訳機が登場するが、こうした科学技術の進歩についてレクチャーいただきます。 )
・松本零士氏によるコメント
<15:00~15:10>休憩
<15:10~15:50>小林 智之氏 講演
・登壇者紹介
・登壇者:小林 智之(こばやし・ともゆき)氏(JAXA職員OB)
国立大学法人 名古屋工業大学 リサーチ・アドミニストレーション・オフィス/シニア・リサーチ・アドミニストレータ(特任教授)
(JAXAで従事されていた国際宇宙ステーション(ISS)日本希望棟「きぼう」での宇宙実験プロジェクトや「きぼう」の新しい産業利用開拓の経験をもとに、国際宇宙ステーションの現在を航空機・列車などと比較しながら解説し、「宇宙で暮らすこと」「宇宙旅行での必要技術」などをレクチャーいただきます。「トイレ・シャワー車両」「病院車両」「寝台車両」「食堂車両」のある銀河鉄道999のイメージを考えます。)
・松本零士先生によるコメント
<15:50~16:30> 松本零士氏によるご挨拶、総合コメント
<16:30~17:00>「銀河鉄道999空想世界現実化プロジェクトとオープンな参加のための説明」の説明
新産業文化創出研究所 所長 廣常啓一
17:00 第1部終了
18:00より第2部
第7回銀河鉄道999現実化プロジェクト アイデアソン、交流会
詳細は⇒ http://www.town-college.com/udx/search/001456.php
【シンポジウム登壇者プロフィール】
■松本零士 (まつもと・れいじ)氏 漫画家
<プロフィール>
本名・松本晟(まつもと・あきら)1938年1月25日生まれ、福岡県久留米市出身。手塚治虫にあこがれ漫画家を目指す。54年、高校1年生の時投稿した「蜜蜂の冒険」が「漫画少年」に掲載され、デビュー。74年に「男おいどん」が講談社出版文化賞受賞。78年には「銀河鉄道999」などで小学館漫画賞受賞した。2001年、紫綬褒章受章。10年、旭日小綬章受 <プロフィール>
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■比留川 博久(ひるかわ・ひろひさ)氏
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 ロボットイノベーション研究センター 研究センター長
<プロフィール>
1959年生。
1987年 神戸大学大学院自然科学研究科システム科学専攻博士課程修了(学術博士).
1987年 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所入所.
2009年 独立行政法人産業技術総合研究所知能システム研究部門長
2015年 国立研究開発法人産業技術総合研究所ロボットイノベーション研究センター長
2006〜2008年 NEDO次世代ロボット共通基盤開発PJ プロジェクトリーダ
2009〜2014年 NEDO生活支援ロボット実用化プロジェクト プロジェクトリーダ
2013年〜 経済産業省ロボット介護機器開発・導入促進事業 プロジェクトリーダ
2003年9月 Best Video Award, IEEE Int. Conf. on Robotics and Automation.
2005年9月 論文賞,日本ロボット学会
2007年4月 文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)
2008年4月 日本機械学会賞,日本機械学会
2008年9月 論文賞,日本ロボット学会
2003年 ヒューマノイドロボットHRP-2を開発.
2007年 ヒューマノイドロボットHRP-3を開発.
2007年 ロボットシミュレータOpenHRP3を開発,オープンソースで配布.
2009年 人間に近い外観と動作性能を備えたロボットHRP-4Cを開発.
2009年 介護予防リハビリ体操補助ロボット「たいぞう」を開発.
2012年 機能安全対応RTミドルウェアRTM Safetyを開発.
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■中村 哲(なかむら・さとし)氏
<プロフィール>
1981年 京都工芸繊維大学工芸学部電子工学科卒
1981年 シャープ(株)中央研究所および情報技術研究所
1992年 京都大学博士号取得(工学)
1994年 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科助教授
2000年 (株)ATR音声言語コミュニケーション研究所
2005年 同所長
2006年(独)情報通信研究機構 上席研究員
2009年 同知識創成コミュニケーション研究センター 副研究センター長
2010年 同けいはんな研究所長、知識創成コミュニケーション研究センター長
2011年 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科教授
現在に至る。
ATRフェロー。カールスルーエ大学客員教授。国立情報学研究所客員教授。
日本が世界に先駆けて開始した音声翻訳に関する研究プロジェクトを主導し、音声認識・合成技術、言語翻訳技術などの要素技術を進展させ、音声翻訳システムの実用化に大きな研究成果を挙げた。従来のルールベースからコーパスベースへの音声翻訳手法全体に渡るパラダイムシフト、これによる対象となる話題および翻訳対象言語対のポータビリティの実現、さらに雑音のある環境下でのハンズフリー音声認識を実現し、世界初の携帯電話で利用可能な日英、日中多言語音声翻訳システムの開発プロジェクトを主導した。
第22回テレコムシステム技術賞(2007年)、情報処理学会山下記念研究賞(2007年)、AAMT長尾賞(2007年)、ドコモモバイルサイエンス賞(2007年)、喜安記念業績賞(2008年)、日本音響学会技術開発賞(2008年)、文部科学大臣表彰「開発部門」(2010年)、日本ITU協会 国際協力賞(2010年)、総務大臣表彰「情報化促進部門」(2011年)、Antonio Zampolli Prize(2012年)。
IEEE Senior Member、電子情報通信学会、情報処理学会、日本音響学会、人工知能学会会員。ISCA Board Member, Oriental-COCOSDA Convener, IEEE Speech and Language Processing Technical Committee, 情報通信審議会 情報通信技術分科会 技術戦略委員会 重点分野WG委員
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■ 小林 智之(こばやし・ともゆき)氏
1978年3月に名古屋工業大学工学部Ⅰ部生産機械工学科を卒業後、日本国有鉄道を経て1986年10月に宇宙開発事業団(NASDA:2005年10月にJAXAに統合)に入社。
宇宙往還輸送機の耐熱構造技術の研究を皮切りに、NASDA全体の研究開発管理、そして国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」の産業界への利用を促進するための新しい計画の構想つくりから実施までを担当。
2014年7月より国立大学法人 名古屋工業大学のリサーチ・アドミニストレーション・オフィスに勤務。