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【ヘルスケアcafe(17)】聴覚補償と情報保障

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開催日 2015年3月10日(火)
開催時間 18:30 - 20:00
場所 秋葉原UDX 4F UDXオープンカレッジ
参加費 無料
募集人数 30人
募集対象者 健康医療関連の研究やビジネスに関わる方、ご関心のある方
主催 ヘルスケアcafe
共催 UDXオープンカレッジ/HTOP(一般社団法人ヘルスケア技術オープン・プラットホーム) http://htop.jimdo.com/

ヘルスケアcafeオープン・ブレスト

開催の内容

ヘルスケア、健康医療に係る研究や技術、ビジネスのプラットフォームとして実施するオープンな交流サロン。話題のテーマや講師によりセミナーやワーキング、ディスカッションが目的。異分野連携などを含む研究会を組成し、クローズドな共同研究や製品化、事業化などのプロジェクトへと誘導していきます。

【プログラム】

講師 : 大沼直紀(おおぬま なおき) 氏
東京大学 先端科学技術研究センター
聴覚補償学・きこえのバリアフリー研究室
参考 http://www.jeaa.info/president.html
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/research/people/staff-ohnuma_naoki_ja.html

聴覚にはヒトとしての感性を支える本源的な意義があります。聴覚障害はヒトとヒトを繋がりにくくします。誰にでも起こる老化に伴う加齢難聴は、音としては聞こえるのに言葉が聞き取れない感音性難聴がほとんどです。

“聞こえのバリアフリー”を必要とする二つの世代ピークがあります。一つは加齢による聞こえの不自由さに悩み周囲とのコミュニケーションに困難を感じる高齢難聴者。

もう一つは、新生児聴覚スクリーニングの体制が整備されるにともない超早期に難聴が発見されるようになった聴覚障害幼児とその家族です。
また、聞こえにくい聴覚の問題だけでなく、聞こえすぎる聴覚(聴覚過敏)にも対応が求められています。
聴覚障害者の聴覚補償と情報保障の環境は、社会の変化と科学技術の進歩に合わせて着実に進展しています。

補聴器と人工内耳も、生涯を通じて長期にわたって装用され始めています。