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ケースメソッドで、組織や地域ケアを考える

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開催日 平成26年12月14日(日)
開催時間 10:00 - 13:00
場所 秋葉原UDX4F 先端ナレッジフィールド UDXオープンカレッジ
参加費 無料(懇親会1000円)
募集人数 15人
募集対象者 医療福祉介護のビジネスに関わる方、ご関心のある方ならどなたでも、午後開催の「教育イノベーションcafe」への参加者(ケースメソッドを子供たちに使うことにご関心のある方々)
主催 UDXオープンカレッジ

ヘルスケアcafe、教育イノベーションcafe

 

開催の内容

超高齢化時代の中、介護福祉人材はますます渇望されますが、現実は人材確保が困難な時代を迎え、担い手が思ったように集まらない現状があります。

内部育成にも課題が多く、施設職員の人員構成は流動性も激しく、いわゆる中抜けの状態でミドル層が全く不足しています。

しかし知識レベルに加えて、経験と実績を積むことで育つミドル教育には、現場での様々な体験が不可欠で、一朝一夕には育たないジレンマがあります。

そんな中で現場を止めることなく、現場とマネジメントの双方ができるプレイングマネジャーを、如何にして的確に育てて行くかが緊急の課題となっています。

ハーバード大学で開発された「ケースメソッド」は、MBAを始めとする経営実務者教育手法として、グローバルスタンダードの実務家教育法に位置づけられています。

そのメソッドを医療福祉介護の現場に適用させる試みが、慶應義塾大学を始めとする複数の大学院で実践されてきました。

米国のロースクールで生まれ、ビジネススクールで育った実践的教育手法は、現場視点が重視されるヘルスケアや介護福祉の分野においても、従来型のレクチャーはもとよりワーク型の各種教育手法でも得られなかった有効性を発揮しています。

本講座は、ケースメソッド教育の特徴である双方向性、創発性、協働性、内省促進性を十分に引き出し、学習者の実践力を育むための人材育成訓練および、学びの場・共生の場を提供するものです。

限られたリソース(知識、情報、時間・・・etc.)の中でも業務品質を担保しつつ、自らが考え行動する人材を育成するために、実務家教育としてもっとも適切で、有効な手法であるケースメソッドを体験して頂きます。

 

【講座の流れ】
ケースメソッド教授法(白熱教室ディスカッション型教育手法)
(1) 学習法の導入
(2) 個人学習
(3) グループ学習
(4) 全体討議学習
※最初に(1)行い、ケースを使って(2)(3)(4)を通して実学を学びます※

【講 師】: 杉村 寿重(すぎむら ひさしげ)氏
       株式会社インクルージョン代表取締役
       IRIヘルスケア研究所所長
       http://www.iri-ltd.com/