開催日 | 平成26年12月9日(火) |
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開催時間 | 13:00 - 15:00 |
場所 | 秋葉原UDX6F UDXカンファレンス ルームF |
参加費 | 無料 |
募集人数 | 30人 |
募集対象者 | 以下の様な企業、研究機関、大学、行政。自動車産業、厨房業界、空調業界、エネルギー施設、設備、技術関係、スマート化BEMS関係、情報通信関係、街づくり関係、不動産所有者・ビルオーナー、不動産管理者関係、建築設計事務所、土木・建築設備工事関係、交通システム関係、災害支援防災関係、商業コンサルタント、流通業・飲食業関係、その他スマートモビリティシステムと次世代キッチンカー事業参画に意欲的な方、ものづくり、サービスでの連携をお考えの方、技術、デザイン力をお持ちの方 |
主催 | 公益財団法人大阪市都市型産業振興センター 新産業創造推進室、経済産業省近畿経済産業局 |
共催 | 新産業文化創出研究所、UDXオープンカレッジ |
「スマートモビリティシステムと次世代バッテリー研究会」
のホームページはコチラ
※研究会概要、講演資料、研究会プログラム等をご覧いただくことができます
第3回次世代バッテリー研究会(東京)
「超小型ウエアラブルエネルギーから燃料電池、大容量都市蓄電池まで」
今回のウエアラブルエネルギー部会の中心テーマとして
「ウエアラブル(モバイル)ヘルスデバイスや介護ロボットへの超小型電池活用とグローバルマーケット展開の為の国際連携プロジェクト創出」
※ウエアラブル(モバイル)ヘルスデバイスとは
心臓ペースメーカーや健康データ記録の為の生体センサー、介護ロボットスーツなど体に装着するデバイスでバッテリーの長時間化や小型化、安全化などが課題となっている。国内市場だけではオリジナルバッテリー開発が進まないことからグローバルマーケットでの標準化やローカライゼーションに合わせた国際連携が求められている。
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スマートエネルギーの活用、省エネビジネスは、数年前から存在するものの特に国内ではインフラの構築、ビジネスモデルの構築に時間がかかりいわゆる「産業」としてはまだまだ未成熟な領域ではないでしょうか。
とはいえ、世界各国では400件のスマートシティプロジェクトが着々と進められ、2030年までに約4000兆円という莫大な投資がされる計画があります。
当研究会では、次世代バッテリーの技術や製品開発からビジネスモデル開発までを異分野連携を促進しながら分科会などを組成し、具体的なプロジェクト創出をめざします。
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第3回研究会は初めての東京開催となります。
次世代バッテリー研究会で取り組む各部会(ウォール添付の図を参照下さい)の進め方の説明の後、第2回大阪開催の部会テーマである「ウエアラブルエネルギー」の部会のうち、特に身体に付着、携帯する健康情報測定機器やペースメーカーなどの医療機器、パワースーツなどの介護ロボットに関わるウェアラブルスマートデバイスのエネルギー課題や国際市場への展開に関しての基調講演、関連プレゼンテーションと同テーマの参加者交流を目的としたワーキングを行います。
◆日時 : 平成26年12月9日(火)13:00~1500
◆会場 : 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX6F
UDXカンファレンス ルームF
(JR秋葉原駅電気街口改札出てすぐ)
◆プログラム
(1) フォーラム、研究会、プロジェクトの概要説明
13:00〜13:05
(概要解説)
公益財団法人大阪市都市型産業振興センター 小野恭義氏
13:05〜13:20
(研究会について)
株式会社新産業文化創出研究所 代表取締役 廣常 啓一氏(本事業コーディネーター)
「超小型ウエアラブルエネルギーから燃料電池、大容量都
次世代バッテリーに関わる関連技術や製品、現在のシーズ
(スマートモビリティシステムと次世代キッチンカー、移
(2)次世代バッテリー研究会「ウェアラブルエネルギー
(ヘルスケアデバイス・プロジェクト) セミナー
13:30〜14:45
日本の健康医療分野(身体に装着、携帯する医療機器や健
基調講演1
テーマ::「社会保障先進国デンマークの事例から考察する健康医療機器(注1)開発の要諦と国際展開の可能性について」
注1(身体に装着、携帯する医療機器や健康情報測定機器としてのウエアラブルヘルスデバイスや介護・リハビリロボット、パワースーツ技術、製品)の
講 師: デンマーク大使館 投資部部門長 中島 健祐 氏
概 要:
北欧デンマークでは先進技術を活用した様々なヘルスケアソリューションの活用が進展しています。何故デンマークなど北欧では先端技術の社会実証が進展しているのか?その背景を説明すると共に、デンマークとの連携で開発したソリューションを他国へ展開する場合の可能性や課題について考察します。
基調講演2
テーマ:「遠隔医療・在宅介護のIoT(※)と欧米間のハーモナイゼーション」
講 師:在日米国商工会議所ヘルスケアIT小委員会・委員長 笹原 英司 氏
概 要:
バイタル情報(脈拍、呼吸、血圧、体温など)等のライフログの生体センサやPHR(personal
health record)見られる IoT(※)/ビッグデータを活用した遠隔医療・在宅ケアの分野では、多くの米国企業がEU市場において実証実験を行っています。健康医療・介護福祉の場合、センサークラウドを介して、無数に繋がる個々のデバイスのエネルギー供給やサイバーセキュリティを継続的に管理することが不可欠です。本講演では、テクノロジーおよび制度的仕組みの両面における欧米間のハーモナイゼーション・標準化に向けた取組みの現状を報告します。
※ IoT(Internet
of Things)モノのインターネット
コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々なモノに通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。
基調講演3
テーマ:レーザ網膜走査型HMD「レーザアイウェア」
講 師:株式会社QDレーザ 代表取締役社長 菅原 充氏
概 要:
近年、各種のヘッドマウントディスプレイ(HMD)やスマートグラスなど、様々なウェアラブル情報端末の開発が活発化してきた。レーザ網膜走査型は90年代初頭に提案され、液晶等を利用する通常のHMDと比較して、高輝度・高色再現性、小型・広視野角、装着者の視力を選ばないフォーカスフリーという特徴がある。こうした優れた利点があるにも関わらず、これまで数社が開発してきた経緯があるものの、未だ実用レベルの製品はない。
当社は、半導体レーザの新アプリケーションの創出を目指して、独自開発の光学系を考案して、レーザ網膜走査型HMD「レーザアイウェア」を試作した。昨年度から各種展示会で一般向けデモを行っており、2015年度に視覚補助・作業支援用途、2017年度以降に民生用途の商用化を目指している。本講演では、「レーザアイウェア」の概要を紹介するとともに、実用化への課題と対策を述べる。
菅原社長のプロフィール→http://www.qdlaser.com/profile_j.html
参考 → http://www.qdlaser.com/?lang=ja
https://www.youtube.com/watch?v=fbr5EjX_Isg
(3)研究会部会ワーキング
14:45〜15:00
上記テーマで参加者間の交流を兼ねたワーキング
ウエアラブル(モバイル)ヘルスデバイスメーカーからの
健康医療機器(身体に装着、携帯する医療機器や健康情報
コーディネート:新産業文化創出研究所 廣常啓一
15:00~15:30 休憩 第2部 受付
スマートモビリティシステムと次世代キッチンカー・移動
「エレベーターも利用できるビル内移動可能な世界最小次
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◆スマートエネルギー活用ビジネスフォーラムについて
当研究会は、近畿経済産業局の平成26年度地域新産業戦略推進事業として行われる「スマートエネルギー活用ビジネスフォーラム」の一環として行われています。
「スマートエネルギー活用ビジネスフォーラム」とは、次世代のエレクトロニクスやエネルギーシステムの産学官連携のビジネスプラットフォーム。関西発のスマートエネルギー市場で勝負できる製品の開発・ビジネスモデルの構築を目指しています。研究に終わらず事業化への道筋を作ることが大きな目的となっています。
本フォーラムは、当研究会である「次世代バッテリー研究会」と「スマートモビリティシステムと次世代キッチンカー・移動販売車研究会」の2つの研究会で構成されています。
2つの研究会にはそれぞれ分科会(部会)を設定し具体的なテーマやプロジェクト、技術や製品サービス開発を進めていくものです。
運営事務局:益財団法人大阪市都市型産業振興センター
・コーディネート:株式会社新産業文化創出研究所
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◆これまでのセミナー、研究会、今後の予定
●第1回セミナー(大阪)平成26年10月23日
水素エネルギー(燃料電池)
●第1回研究会(大阪)平成26年10月 23日
●第2回研究会(大阪)平成26年12月1日(月)
ウェアラブルエネルギーを考える
●第3回研究会(東京)平成26年12月9日(火)
◆関連研究会
●第1回スマートモビリティシステムと次世代キッチンカー・移動販売車研究会