開催日 | 2010年3月21日(日) |
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開催時間 | 11:30 - 13:00 (やっちゃBar、やっちゃ場レストラン開店は11:00 - 22:00) |
場所 | 秋葉原UDX4F UDXマルチスペース(東京フードシアター5+1) |
参加費 | 無料(飲食は別途、有料) |
募集人数 | 30人 |
募集対象者 | 食と農業、環境などにご関心のある方、自治体、フードサービス産業、農業関係者、地域資源の活用をお考えの方、安全な採れたてお野菜の活用をお探しの方など |
主催 | UDXオープンカレッジ |
共催 | ネオファーム研究会 |
ネオファームカレッジ
開催の内容
やっちゃ場食堂、やっちゃBar等市場連携の新業態レストラン・ビジネスワークショップ
ネオファーム研究のプログラムは市民講座としてのオープンカレッジから異業種による研究開発を目的としたイノベーションプロジェクトまで幅広く実施しております。「やっちゃ場まつり」などのイベントや「やっちゃBar」などの交流サロンをはじめ、セミナー、ワークショップ、研究会、実証実験プロジェクト、事業化プロジェクトを実施しております。
この回は市民農園、家庭菜園、屋上菜園、室内菜園(植物工場)などの技術や活動と連動したレストラン、また農業に対して生活者ニーズや野菜活用の科学的根拠によるメニュー開発やレストラン運営を「やっちゃ場食堂」「やっちゃBar」の考え方の中にとりいれることのイノベーション、新業態サービス、新業態レストランについて食事をしながら議論しました。
ファシリテーター : 新産業文化創出研究所 所長 廣常 啓一
※3/20~3/22にUDXで開催された野菜のフリーマーケット・直売所「アキバやっちゃば市」の連動企画として開催しました。
「やっちゃ場食堂(レストラン)」「やっちゃBar」とは・・・
「やっちゃ場」の「やっちゃ」とは競(せ)りのかけ声で、東京では青物(青果)市場のことを言います。秋葉原駅前にこのやっちゃ場、つまり神田青果市場がありましたが、太田市場移転後は、再開発によりクロスフィールド、UDXという近代的なビルとなっています。現代のやっちゃ場は様々な分野が交流(クロス)先端的な知(ナレッジ)が集積することによるイノベーションが生まれる新名所となりました。この場所で新たな知により生まれる農業と都市のコラボレーションを象徴する屋上やベランダ、屋内など人工地盤での菜園、市民農園や家庭菜園などでの農業や収穫物、菜園開発や技術、環境やフードマイレージ流通などをテーマとした現代のやっちゃ場を再現。これを「やっちゃ場まつり」として実施してきました。学校や家庭菜園、市民農園などの収穫物のフリーマーケットから収穫レストラン、菜園教室や食育のワークショップなどが開催されました。「やっちゃBar」はワークショップ、セミナーの一環でお酒片手に、食や農、環境についてかたるネオファームカレッジのひとつです。講師も参加者もアルコール片手にセミナーの音楽でいうところのライブハウス感覚で行うものです。
「ネオファーム」とは・・・
これまで農業とは土地利用上の農地として定められた土地で生産されたものを流通する流通することを指しました。
新たな都市型農業と都市の特殊農地として土地利用上、農地ではないビルの屋上や屋内、公開空地や公園、都市の緑地などの人工地盤での生産、宅地などのベランダや庭での生産、農地以外での植物工場やプラント、河川や湖沼上の水質浄化目的農地などの都市部の農地以外の農地を都市特殊農地と呼びます。
特に都市部のヒートアイランド現象防止やCO2削減、都市環境の整備などで活用される屋上緑化や校庭緑化などの新たな振興策として緑地スペースでの農作物生産とその活用モデルが都市部の緑化と食の様々な問題解決、新たなコミュニティの育成や教育、都市と農村の交流の場として期待されています。
また、屋上緑化など都市緑化と生産緑地化などとの連動で不動産の価値の向上や維持管理費の軽減、市民交流などによる集客やプロモーションのほか、テナント対策やCSRなどにも結びつけることができます。
農用地想定としてはオフィスや商業用の不動産や工場などの屋上や緑地スペース、学校などの屋上や校庭、教育施設内、園芸療法やリハビリテーションを兼ねた病院の屋上や緑地スペースなどとその活用プログラムとの連動が求められています。農家にとっても新たなビジネスフィールドの場として進出することも可能であり、収益構造やその価値の創造が可能となります。
関連Facebookページ
ネオファーム(ネオアグリ)研究会(屋上菜園から植物工場、バイオ技術まで)
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