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NTTグループの屋上サツマイモ栽培および培地バッグ開発への取組

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開催日 2009年10月31日(土)
開催時間 12:00 - 13:00
場所 秋葉原UDX4F UDXマルチスペース(東京フードシアター5+1)
参加費 無料
募集人数 30人
募集対象者 屋上緑化に関心のある方、ビルオーナー、設計事務所 

ネオファーム(ネオアグリ)研究会 ネオファームカレッジ

 

開催の報告


NTTファシリティーズの取り組み
状況について

受講者の聴講風景 

講師の早川 慶朗氏
(株式会社NTTファシリティーズ)

 

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開催の内容

第1回 神田やっちゃ場まつり

「第1回 神田やっちゃ場まつり」のプログラムの一環として、NTTファシリティーズから屋上緑化の取り組み事例を発表。

都市部におけるヒートアイランド現象の対策の一つとしてオフィスビルなどに屋上緑化が少しずつ取り入れられておりますが、都市の大部分を占める既存ビルの屋上は耐荷重等の問題から導入が進んでいません。そこでNTTファシリティーズとしては、屋上緑化の振興のため土が不要で簡易に屋上緑化ができる「屋上サツマイモ水気耕栽培」の実証実験を続けてまいりました。この方法は肥料を水に溶かした”液肥”を栽培ユニットに循環させることによってサツマイモを育てる栽培システムです。

講 師 : NTTファシリティーズ  事業開発部  環境ビジネス部門
                環境ソリューション担当  早川 慶朗 氏

葉からの蒸散による気化熱で気温を下げます
屋上サツマイモ実証実験結果 ↓

屋上サツマイモ実証実験結果 ↓

 

参考データ ⇒  http://www.ntt-f.co.jp/ps/construct/greenpotato.html

 ネオファーム「都市特殊農地」とは・・・

これまで農業とは土地利用上の農地として定められた土地で生産されたものを流通する流通することを指しました。
新たな都市型農業と都市の特殊農地として土地利用上、農地ではないビルの屋上や屋内、公開空地や公園、都市の緑地などの人工地盤での生産、宅地などのベランダや庭での生産、農地以外での植物工場やプラント、河川や湖沼上の水質浄化目的農地などの都市部の農地以外の農地を都市特殊農地と呼びます。

特に都市部のヒートアイランド現象防止やCO2削減、都市環境の整備などで活用される屋上緑化や校庭緑化などの新たな振興策として緑地スペースでの農作物生産とその活用モデルが都市部の緑化と食の様々な問題解決、新たなコミュニティの育成や教育、都市と農村の交流の場として期待されています。

また、屋上緑化など都市緑化と生産緑地化などとの連動で不動産の価値の向上や維持管理費の軽減、市民交流などによる集客やプロモーションのほか、テナント対策やCSRなどにも結びつけることができます。

農用地想定としてはオフィスや商業用の不動産や工場などの屋上や緑地スペース、学校などの屋上や校庭、教育施設内、園芸療法やリハビリテーションを兼ねた病院の屋上や緑地スペースなどとその活用プログラムとの連動が求められています。

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