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屋上を利用した養蜂「銀座ミツバチプロジェクト」

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開催日 2009年10月23日(金)
開催時間 19:00 - 20:30
場所 秋葉原UDX4F UDXマルチスペース(東京フードシアター5+1)
参加費 無料(飲食は別途、有料)
募集人数 30人
募集対象者 食と農業、環境などにご関心のある方、安全な採れたてお野菜・ハツミツをお探しの方

ネオファーム(ネオアグリ)研究会「やっちゃBar」

 

開催の報告


講師の田中 淳夫氏
(NPO法人銀座ミツバチ
プロジェクト副理事長)

真剣な受講者の方 

ハチミツの試食

聴講する受講者

屋上のミツバチの画像

質疑応答

 

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開催の内容

パリのオペラ座の屋上には養蜂場があります。大道具の方が養蜂をはじめ、メイドイン・オペラ座の蜂蜜を作り出したことがパリの新たな観光資源となりました。日本では銀座のビルの屋上ですすめられる養蜂プロジェクトが話題となっています。都市の環境保全、屋上緑化や菜園の受粉の役割、生態系の維持、食育や環境教育といった様々な役割を担っています。

本プロジェクトはこうした活動の意義と多くの方々の参加機会に関してのワークショップを開催。UDXが青果市場「やっちゃ場」であったことから、都市の新たな農と環境を考え、神田やっちゃ場の新たな活動を実施しています。食と農と環境を考える人々、こうした技術や知識・経験の持つ専門の方々との交流ワークショップを「やっちゃBar」と名付け、アルコールや食事を楽しみながら気軽に話を聞ける機会となります。

講師 : NPO法人銀座ミツバチプロジェクト副理事長 田中 淳夫(あつお) 氏

講師プロフィール :
1957年東京生まれ。1979年(株)紙パルプ会館に入社。現在関係会社フェニックプラザ代表取締役兼(株)紙パルプ会館常務取締役。2006年3月、「銀座ミツバチプロジェクト」を高安和夫氏と共同で立ち上げ、2007年、特定非営利活動法人の認証を受け、NPO法人銀座ミツバチプロジェクト副理事長に就任。現在に至る。著書「銀座ミツバチ物語」時事通信社(2009)。

 

「やっちゃBar」とは…
青果市場の通称「やっちゃ場」からとった 野菜を肴に食べながら飲みながらのネオファームとしての屋上菜園や市民農園など次世代の都市農業、人工地盤農業の振興をテーマに、そこでの収穫物の新たな流通をやっちゃ場で実現するサロンとなります。

ネオファーム「都市特殊農地」とは・・・

これまで農業とは土地利用上の農地として定められた土地で生産されたものを流通する流通することを指しました。
新たな都市型農業と都市の特殊農地として土地利用上、農地ではないビルの屋上や屋内、公開空地や公園、都市の緑地などの人工地盤での生産、宅地などのベランダや庭での生産、農地以外での植物工場やプラント、河川や湖沼上の水質浄化目的農地などの都市部の農地以外の農地を都市特殊農地と呼びます。
特に都市部のヒートアイランド現象防止やCO2削減、都市環境の整備などで活用される屋上緑化や校庭緑化などの新たな振興策として緑地スペースでの農作物生産とその活用モデルが都市部の緑化と食の様々な問題解決、新たなコミュニティの育成や教育、都市と農村の交流の場として期待されています。
また、屋上緑化など都市緑化と生産緑地化などとの連動で不動産の価値の向上や維持管理費の軽減、市民交流などによる集客やプロモーションのほか、テナント対策やCSRなどにも結びつけることができます。
農用地想定としてはオフィスや商業用の不動産や工場などの屋上や緑地スペース、学校などの屋上や校庭、教育施設内、園芸療法やリハビリテーションを兼ねた病院の屋上や緑地スペースなどとその活用プログラムとの連動が求められています。

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