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【ロボット(5)】病院現場における身近なRT活用フォーラム : 病院の中にはロボット技術(RT)を使いたいことがたくさんある

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開催日 2007年11月15日(木)
開催時間 18:00 - 20:30
場所 秋葉原UDX4F アキバ3Dシアター、大阪ロボットラボラトリー
参加費 無料
募集人数 各会場100名
募集対象者 ロボット産業界、医療業界、他
主催 株式会社 新産業文化創出研究所(RooBO東京支局)、UDXオープンカレッジ
開催協力 次世代ロボット開発ネットワーク「RooBO」 財団法人大阪市都市型産業振興センターロボットラボラトリー

次世代ロボット研究会/中小企業基盤整備機構「平成19年度川上川下ネットワーク構築」事業

開催の報告

病院経営や運営の現場ニーズ、また患者ニーズを汲み上げ、技術シーズとのマッチングを行う川上川下ネットワーク構築事業として、医療周辺分野において活用できるRTを取り上げ、新たなビジネス提案を行いました。

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開催の内容

直接医療行為を行うロボットは法律面からも時間を要する取り組みでありますが、その周辺現場における身近な市場開拓の可能性は大いに存在します。特に、病院内の空間の知能化とそれに伴う様々な課題解決を探りました。ここでは院内の省力化、また安全対策や栄養学的な療法のニーズに伴う病院給食などにもテーマを拡大いたしました。院内のエアシューターなど、情報伝達としてのIT化は進展しましたが、寝具の取替え、清掃、リネン、給食など人手を必要としている分野にも注目します。特に給食を院外から運び入れる院外給食や院内を運搬するIHカートなどの技術進展は見られるものの、運搬(配膳下膳洗浄)や患者の認証、残量の記録、安全管理などは遅れた状態となっています。今後、医療制度の改革などで予測されます給食の選択制や有料化にともなうベッドサイド端末を利用した注文制システムや配膳、売店などのECも機会となります。

医療現場の専門家と病院食供給会社の幹部の方々を講師に迎え、RTと医療現場の現状と未来を講演いただきました。本企画は大阪と東京を結んだ遠隔映像システムによる2地点セミナーとして開催します。

■ご挨拶 18:00~18:10
株式会社 新産業文化創出研究所 代表取締役 廣常 啓一

■講演1  18:10~18:40
東京女子医科大学 教授 伊関 洋 氏  「ナビゲーションとロボットの展望」

■講演2  18:45~19:15
東京女子医科大学 講師 村垣 善浩 氏 「ロボット医学の現状と未来」

■講演3  19:20~19:50
日清医療食品株式会社 取締役兼PFI推進事業本部長 山本 忠 氏 
「病院・福祉施設給食における自律型配膳ロボット導入の可能性について」

■フリーディスカッション 19:50~20:20
発表及び、情報提供を踏まえて参加者と講演者が意見交換をし、今後のRTビジネスへのヒントを共有する。