開催日 | 平成24年12月25日(火) |
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開催時間 | 15:00 - 16:30 |
場所 | 秋葉原UDX4F 先端ナレッジフィールド UDXオープンカレッジ |
参加費 | 無料 |
募集人数 | 20 - 30人 |
募集対象者 | ウエアラブルコンピューティングに関連する方、エネルギー関係の方、情報通信関係の方 |
主催 | UDXオープンカレッジ |
共催 | ウェアラブルエネルギー研究会 |
ウェアラブルエネルギー研究会
開催の報告
今回のワークショップは、空間を暖めたり冷やしたりするのではなく、個人の体の一部を暖めたり冷やしたりすることによって、体を快適にする、体に装着する冷暖房デバイスのご紹介をいただきながら、そのデバイスがどのような分野に応用が可能なのか、その可能性について議論しました。
今後、作業現場、バッテリー業界、オフィスや学習現場、リゾート、医療の業界などへの応用が可能となるように、材料、人材、資金、技術などとのマッチングを行います。
★現在、試作として導入を希望されるところを募集しています。
★「暑さ」や「作業効率低下」などにおいて課題をもたれている方のプレゼンテーションを募集しています。
詳細は下記までご連絡ください。
pr@icic.jp
ウェアラブルスマートエネルギー研究会で局所冷暖房デバイスの実用化ワーキングとして開催しております。装着型の冷暖房はその応用範囲も広く考えられます。作業効率、省エネ、快適環境、低温機能など、ご興味のある方に参加を呼びかけました。
また、研究会において、関連する技術やニーズなどをお持ちの方からのプレゼンテーションも募集。
特に今回は作業(工事現場や屋外、暑い場所での作業)や環境における改善のミッションをお持ちの方、関連すると思われる技術などのプレゼンテーションを募集しました。
①作業効率を上げる:作業現場、学習現場での活用など
②省エネ・快適:家庭冷房、自動車冷房、原発処理現場、自衛隊など
③オフィス環境:デスク周り商品など
④健康分野:高齢者の見守り、メタボ対策など
⑤スポーツ・リハビリ機器:筋肉アイシングなど
⑥医療分野:低温、脳治療など
局所冷暖房デバイスは、これまでの様に大きな空間を冷やしたり、温めたりすることがなくなるため、超小型モビリティの付属冷暖房であったり、工事や災害現場、自衛隊などのビークルなどでの活用が期待されています。その他、オフィス環境、医療や街づくりなどへとその活用を拡大します。
当初は、話題提供者からの技術シーズ提案や想定市場からの課題提案をいただき、異分野の連携のためのワークショップやミーティングへと発展させ、試作品、実証実験などのコンソーシアムメンバーを形成します。その後、マーケティングのためのビジネスマッチングなどを行い、市場導入へと誘導するものです。関連する国プロや公的支援などとも結びつけてまいります。
エネルギーは、空間に提供するより個々の人間に提供されるヒューマンサイズの方が効果的です。ウエアラブルコンピューティングは、個人の体調、行動に併せた快適な環境を生み出します。同日13時~14時30分に行われた「ウェアラブルセンサーの健康・医療分野への応用 (第二回)」に続いて、開催しました。
講師:NPO法人ウェアラブル環境情報ネット推進機構(WIN) 理事長 板生 清氏
(東京大学名誉教授)
東京大学名誉教授。工学博士。
昭和43年 東京大学大学院 工学系研究科修士課程修了。同年日本電信電話公社(現:NTT)入社。
昭和49年~50年 米国 MIT研究員、NTT記憶装置研究部長、研究企画部長等を歴任。
平成4年 中央大学。平成8年 東京大学工学系研究科。
平成11年 東京大学大学院 新領域創成科学研究科教授。
平成16~18年 東京理科大学 総合科学技術経営研究科教授・研究科長。
平成18年より現職。
平成20年 東京理科大学 総合研究機構 危機管理・安全科学技術研究部門長(併任)。
平成16年 精密工学会会長。
NPO法人WIN(ウェアラブル環境情報ネット推進機構)理事長、
独立行政法人科 学技術振興機構「先進的統合センシング技術」研究領域総括、
文部科学省安全安心科学技術委員会座長、
環境プランニング学会代表理事、人間情報学会代表理事。
著書に『コンピュータを「着る」時代』(文春新書)など多数。
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