新産業文化創出研究所 > セミナー・イベント > 研究会 > 実証フィールドマッチング > 多様な未利用木材活用の燻製技術による6次産業化(燻製ラボ)と地域実装の共創WG説明会」

多様な未利用木材活用の燻製技術による6次産業化(燻製ラボ)と地域実装の共創WG説明会」

開催日 2025年10月21日(火)
開催時間 16:00~17:30
場所 オンライン開催 ZOOMミーティング
参加費 無料
募集人数 100名
募集対象者 ●木材関係者(林業、製材、関連設備、流通、建築、造園土木等)
●木材チップ・ペレット等活用者(バイオマスエネルギー、改質リグニン・セルロース、製紙、園芸、日用品、消臭・ペット用品、アウトドア)
●食品関係者(農畜水産業、6次産業化、食品加工・販売)
●調理関係者(外食、中食、給食等フードサービス産業、厨房設備、燻製機器、食器什器、料理人、料理研究家、エネルギー関係者等)
●地域振興関係者
●木材チップや燻製をテーマにした研究や技術、事業に関心のある方
●その他
主催 新産業文化創出研究所(ICIC)
開催協力 事務局運営 新産業文化創出研究所(ICIC)

◆概要
●木材チップ、木質ペレット市場
令和4年の国内における木材チップの生産量は、528万トンで前年比13%減となっています。紙需要の減少と海外からの安いチップの輸入により、木材チップの生産量と工場数は減少傾向となっています。
しかし、令和4年の国内における木質ペレットの生産量は、15.8万トンで前年比1.4%増であり、生産量が増加した要因としては、ペレットボイラー利用施設の導入による需要増等が考えられます。生産施設数はR2年からほぼ横ばいで推移し、原料の内訳は、丸太・林地残材(49%)、製材工場等残材(35%)が主となっています。令和4年の国内の木質ペレットの生産量は平成24年の1.6倍となっているが、自給率は57.7%から3.5%と大幅に下落しています。
また、最近では、代替プラスチックやバイオ燃料のため改質リグニンやセルロースなどの生産事業化も国内でスタートすることから、ますます木材チップやペレットの重要は拡大していくことでしょう。
しかし、大量に活用するチップやペレットは、同種の木材、同DNAの木材などを揃える必要があります。多様な木材を利用する製材所や建築や家具等の木材背製品の廃材、また果樹などの農業剪定枝や公園や街路樹の剪定枝など、品質の違いう木材の組合せ市場は有りませんでした。
●燻製市場
様々な種類の木材チップやペレット、ウッドを使用することで成立する市場として燻製市場や消臭市場があります。燻製は多様な木材の組合せ、つまりブレンド化による、新たな薫香を楽しむ材料として大化けするものとICICでは考えています。
スモークチップやスモークウッドは燻製市場の一部として、世界市場規模は2024年は8120万米ドル(約120億円)、2033年には1億2950万米ドル(約194億円)に成長すると予測されています。
消費者の食や健康へのこだわりから、天然の風味付けとして関心が高まっています。伝統的な「鰹節」や「いぶりがっこ」「スモークサーモン」のほか、「燻製みそ」や「燻製クラフトビール」など新たな商品開発も始まっています。
地域の木材と農畜水産物や加工食品の組合せによる、6次産業化事業や、燻製食品とのワインや日本酒のマリアージュ、アウトドアのレジャーなど、新たな文化の創出も考えていきます。
●燻製ラボと地域実装について
地域実証や実装先の一つとして、国内最大の高度集成材製造センターや世界最大級の水素製造拠点がある福島県浪江町では、各施設から出るチップやペレットと地域の桜の木の剪定枝や農業剪定枝も含めた組み合わせや、適合食材の研究から共創を「燻製ラボ」としてスタートする予定となっています。

◆プログラム
●事業説明 新産業文化創出研究所 廣常啓一
・多様な未利用木材(間伐材、製材木材加工時の廃棄物、農業や公園樹木の剪定枝ほか)のチップ、ペレット化と活用事業について
・燻製技術と燻製商品(スモークチップ(ウッド)製品から燻製調理機器や食器、地域の農畜水産や食品などの食材の付加価値化と6次産業化、お土産づくり等)について
・燻製技術や燻製食材食品を活用した体験施設(スモークチップブレンドや燻製料理の教室、マリアージュ体験、レストラン、キャンプ、観光施設)について
・燻製ラボ(地域拠点施設)について

●地域での事業者からのコメント
  ※調整中

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10/21日の説明会の全プログラム
1.地域の埋もれた経営資源を活用した事業創出とまちづくりの共創活動説明会【10/21】
地域の埋もれた経営資源を活用した事業創出とまちづくりの共創活動として、「未利用木材活用の燻製技術による6次産業化(燻製ラボ)」と「解体建物のリサイクル事業と思い出の景観形成」の共創ワーキングについての説明と、技術や事業の地域実装候補としての、福島県浪江町で行われる「浪江駅西側地区まちづくり共創会議コミュニティ部会、共創ワーキング説明会」の説明会の3部制となります。
第1部から第3部まで、同じ、オンラインのアドレスで続けて行いますので、どの部を申し込まれても全て参加することも可能です。

◆オンラインZOOMミーティング利用
下記の第1部から第3部の申し込みフォームに記載いただき申込み頂いた方に、事務局よりZOOMミーティングのURLを送付させていただきます。希望の説明会のお時間になりましたらお入りください。第1部から第3部の各回ごとに質疑の時間も設けています。

■第1部 16:00~16:30「多様な未利用木材活用の燻製技術による6次産業化事業(燻製ラボ)と地域実装」について
 ◆第1部の詳細・申込は
 https://icic.jp/seminar/event15724/

■第2部 16:30~17:00「解体建物の建材や家具、食器、衣類などのリサイクル事業と思い出の地域景観形成の共創活動」について
 ◆第2部の詳細・申込は
 https://icic.jp/seminar/event15728/

■第3部 17:00~17:30「浪江駅西側地区共創会議」について
 ◆第3部の詳細・申込は
 https://icic.jp/seminar/event15740/

外部申込みの場合

    • お申込みはこちらから

      ※連絡事項がある場合がありますので
      メールアドレスの入力ミスにご注意ください。

    お名前

    山田 太郎

    ふりがな

    やまだ たろう

    貴社名

    株式会社新産業文化創出研究所(個人参加の場合は「個人」)

    所属/部署

    営業部 ※ない場合は「なし」とご記入ください。

    役職

    部長

    メールアドレス

    contact@sample.jp

    住所

    〒101-0021 東京都千代田区外神田4-12-21

    電話番号

    半角数字ハイフン付き(例:03-1111-1111)で入力してください。

    FAX

    03-1111-1112

    備考

    その他お問い合わせ事項がございましたらご記入ください。