開催日 | 2010年5月26日(水) |
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開催時間 | 15:00 - 17:00 |
場所 | 秋葉原UDX4F 先端ナレッジフ ィールド UDXマルチスペース |
参加費 | 無料 |
募集人数 | 20人 |
募集対象者 | 音や音響設備、音の環境の他、バイノーラル技術、3D技術、製品に興味のある方、3Dコンテンツ、バイノーラルサウンド、ナチュラルサウンドの制作や活用、医療や健康、癒し抗疲労への解決策などをお考えの方、3Dビジネスを模索の方、その他ビジネスアイデアをお探しの方 募 |
主催 | UDXオープンカレッジ |
共催 | 3Dイノベーション研究会 |
3Dイノベーション研究会
開催の内容
バイノーラル録音を実演 |
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3D音響や自然音が
人体に与える 影響、可能性についてディスカッション |
参加者から積極的な質問や意見が寄せられた |
開催の内容
◆テーマ : 3D超臨場感サウンドのためのバイノーラルの可能性
5月1日はサラウンド(5.1ch)の日、5月は推進月間となります。人間の耳形状と同様のマイクによる録音をバイノーラル録音といいます。特に自然の音などナチュラルサウンドに効果を発揮します。今回は、自然音録音の第一人者でネイチャーサウンドアーティストのジョー奥田氏らを講師に迎え、自然音を忠実に再生する超立体音響を体感していただき、エンターテイメントにとどまらず医療や教育、建築や街づくり、また企業経営や労務など異業種とのコラボレーションによる市場の広がるバイノーラル技術の可能性を議論しました。
◆プログラム
・ 「バイノーラル技術と録音」
・ 「自然環境音楽の体感とバイノーラルの理解」 他
ダミーヘッドによるバイノーラル録音を、オプソーディス技術を搭載したマランツ・ホームシアターシステム「ES7001」やヘッドフォーンで試聴していただきます。
※ヘッドフォン(標準フォーンプラグ)をご持参ください。
◆検証可能分野
・ 「自然環境音楽の体感とバイノーラルの理解」
・ 「超臨場感・3D音響と活用市場の可能性」
・ 「3D音響の生体への影響、効果」
・ 「知的生産性、労働生産性、癒し・抗疲労とナチュラルサウンド」
・ 「地デジの機能としてのサラウンドとコンテンツの可能性」
・ 「音響設計シミュレータ含め、広く施設物での3D音響ツール」
・ 「その他」
◆講師
ジョー 奥田氏(ネイチャーサウンドアーティスト) http://www.joeokuda.com/
奥田 尚哉氏(株式会社マランツコンシューマーマーケティング 営業本部 営業推進グループ)
ファシリテータ:廣常 啓一(新産業文化創出研究所 所長)
※バイノーラル
人間の耳形状と同様のマイクによる録音をバイノーラル録音といいます。特に自然の音などナチュラルサウンドに効果を発揮します。今回はバイノーラル技術の可能性をエンターテイメントにとどまらず医療や教育、建築や街づくり、また企業経営や労務など異業種とのコラボレーションによる市場の広がりを議論します。
※サラウンドの日
5月1日(5.1)はサラウンドの日。3Dテレビや3Dホームシアターの普及に合わせて3D音響(5.1chなどサラウンド)の重要性が再浮上してまいりました。 (社)電子情報技術産業協会(JEITA)並びに(社)日本オーディオ協会が提唱する”サラウンドサウンド推進月間 (4月中旬~5月末) ” (後援:経済産業省、総務省、NHKなど)に呼応して、3D音響の他の産業への影響や可能性にフォーカスを当てました。
※3D・VRイノベーション
3D・VRイノベーションとは、3Dテレビや映画でみられる立体視の映像だけでなく、360度の立体や没入、超臨場感コミュニケーション(3Dコミュニケーション)、3Dデータの互換性や活用によるモノづくりや街づくり、市民の合意形成などのパブリックインボルグメント、またナビゲーションシステム、バーチャル映画セットなどへの拡がり、通信や放送での活用などを異業種や産官学の連携で実施するものです。
こうした新たなシステムやコンテンツの身体に与える影響評価なとも医学的見地からの検証なども進めます。
UDXオープンカレッジではオープンイノベーションの考え方により、こうした研究や調査、実証実験や活用のコラボレーション促進、成果の発表やマーケティング、ビジネスマッチングなどの観点より研究会の他、ワークショップや人材育成、セミナーや展示会・コンベンションなどのイベントを実施していきます。
※3D・VRイノベーションセミナー(ワークショップ)
三次元データにより産出される映像や画像、音響を活用したバーチャルリアリティ(立体視・超臨場感)、プレゼンテーション手法、物体構造のモデリング技術や製品、コンテンツを様々なビジネスや生活に活かしていく研究ワークショップとなります。
近年、3D映画や番組放送、アトラクションの増加とともに3D対応のシアターやテレビモニター、カメラが急速に技術進化しています。3DCGやCADデータの互換性などにより建築CADがドライビングナビゲーションに活用されたり、街全体が3Dデータとして映画のセットとして活用されたり、これまで死蔵されていた3Dデータ・パーツのスケーラビリティ、マルチユースによる多用途利用や3Dデータやコンテンツの著作権信託業務、レンタルのためのデータベースライブラリーを可能にします。リアルとバーチャルを融合した新たなエンタテイメントや観光、医療や教育にどのように効果的に活用できるかなどを異業種の方々と議論しビジネスマッチング、産学連携を促すワークショップとなっています。
◆ICIC×産経新聞社・日本工業新聞社 コラボ企画
「UDXオープンカレッジ」連動企画
「フジサンケイビジネスアイ・新市場創造(3Dイノベーション)」 (毎週金曜日掲載)
平成22年4月2日(金) 3Dイノベーション①「飛び出す」だけでは終わらない
平成22年4月9日(金) 3Dイノベーション② 医療と融合 遠隔手術に道
平成22年4月16日(金) 3Dイノベーション③ 加速するVRシステム開発
平成22年4月23日(金) 3Dイノベーション④ ウェブ会議、大きな転機
平成22年4月30日(金) 3Dイノベーション⑤ 空間情報を自在に操る技術
平成22年5月 7日(金) 3Dイノベーション⑥ 臨場感アップ 音響機器に波及
平成22年5月14日(金) 3Dイノベーション⑦ 立体音の効果を科学的に検証
平成22年5月21日(金) 3Dイノベーション⑧ 「拡張現実」で付加価値を
平成22年5月21日(金) 3Dイノベーション⑨ デジタルサイネージにも波及
関連記事:
平成22年4月24日(土) 3Dテレビの市場展望(上)(下)
【セミナー、ワークショップのテーマ例】
■3D活用可能性のある業界とその開拓
■3D新事業、ビジネスモデル
■3Dテレビのためのコンテンツ供給
■3Dテレビ放送の実現性と現状
■情報家電と3Dホームシアター
■立体音響
■3D映画と3Dシアターの今後の展望
■3Dシアター事業化
■3Dゲームの可能性
■裸眼立体技術
■3D立体装置とデジタルサイネージ
■3Dポスター
■今お持ちの3Dデータの有効活用
■2D3D変換技術
■3DCG、CADデータの互換
■3D活用のプレゼンテーションシステム
■3D活用広告の効果と可能性
■3D国際事情
■超臨場感コミュニケーション
■上海万博と3D
■その他
<これまで開催した関連イベント、ワークショップ>
2007年10月20日
◆3D映像コンテンツの新たな製作技術と演出
2007年8月2日~
◆3Ddeみんなのムービー 立体オリジナルドラマ「Memory」第四回
2007年3月12日
◆立体映像コンテンツの制作
2006年11月10日
◆アキバ3D宣言!!【3D Fair 2006】
2006年11月9日
◆爆心地復元映像上映とシンポジューム
2006年11月8日
◆ロボットと3D著作権~ロボットパーツデザインコンテスト
2006年9月7、8日
◆映像業界のプロ・アマ交流イベント-「やわらか戦車」上映
2006年7月14日
◆ゲームの処方箋~人とゲームの新しい関係~
2006年5月28日~
◆バーチャルリアリティコンテンツ制作体験講座(1日)
2006年7月7日~
◆バーチャルリアリティコンテンツ制作体験講座(3ヶ月)
2006年5月27日~
◆次世代クリエータ養成講座