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オーラルヘルス研究会(健都共創フォーラム)

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開催日 2021年9月14日(火)
開催時間 17:00 - 19:00
場所 オンライン(ご登録いただいた皆様には 【オンラインURLのご案内】オーラルヘルス研究会(健都) というタイトルでオンライン入室URLをお送りしています)
参加費 無料
募集人数 100人程度
募集対象者
主催 ・吹田市 ・摂津市 ・(アドバイザー:国立研究開発法人国立循環器病研究センター)
開催協力 事務局 : 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社/株式会社新産業文化創出研究所

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【オンラインURLのご案内】オーラルヘルス研究会(健都)
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(1)健都共創フォーラム
大阪府吹田市と摂津市両市にまたがる北大阪健康医療都市(愛称:健都 ※1)、及び周辺エリアでは、国立循環器病研究センターと医薬基盤・健康・栄養研究所を中心とした国際級の健康・医療産業拠点の形成を目指しています。本地域では、健康・医療関連のオープンイノベーション機能と、実証フィールドを活用した地域共創の仕組み(いわゆるリビングラボ機能)の融合を図り、産学官民が連携した共創プラットフォームの確立を進めています。産学官民が一体となり、共創機能と実証フィールドを形成することで、多様な健康・医療関連の共同研究や技術、製品やサービスの創出、社会実装につなげるとともに、市民の健康意識の向上や行動変容にもつなげることを目指しています。

(2)試行的研究会について
第1回及び第2回健都共創フォーラムでは、地域での実証フィールドを活用する産学連携や地域連携に関する研究シーズや実証フィールドの提案など15件の発表を頂き、ご参加の皆様から、提案発表に関する共創や実証活動への参加等のアンケートを頂きました。その結果、試行的研究会のテーマは「運動マネジメント研究会」と「オーラルヘルス研究会」の2つに決定し、その参加者を募集することになりました。研究会はオープンなセミナー形式で開催し、その後、各研究会から実証事業に向けた個別のワーキンググループを立ち上げます。

(3)オーラルヘルス研究会について
オーラルヘルス研究会では、口腔衛生やオーラルフレイルに関しての早期発見や検査、予防や健康管理、改善方法などについての研究や技術の検証、関連するアプリケーションやビジネスモデルの検討、また、オーラルヘルスに対する無関心層や参加機会に恵まれない対象者への理解増進や行動変容を促すための方法などを検討し、産学官民で新たなオーラルヘルス関係の製品・サービスを共創して参ります。

・スマホアプリや画像、動画など非侵襲による健康チェック技術や事業
・オーラルケア、オーラルフレイル予防の技術や事業(運動、食事、介護、美容等を含む)
・オーラルヘルスのための地域実証フィールドや地域健康活動を行う主体
 (クリニック、福祉施設、美容施設、教育機関や事業所などの健康経営の取組みを含む)
・オーラルヘルスの理解増進、行動変容などに結び付く技術やソーシャルコミュニケーション手法
 取組む主体

(4)開催概要
■開催日 :  令和3年9月14日(火) 17時00分から19時00分 (16時45分より入室可)
■開催方法:  ZOOMミーティングを予定
■主催:吹田市/摂津市
■アドバイザー:国立研究開発法人国立循環器病研究センター
■参加費  : 無料
■参加申込: 下記フォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください
 ※オンラインで開催の為、お申込者にオンライン参加アドレスをお送りいたします。
■対象者 : 
・オーラルヘルスに関して産学官民共創に賛同いただける方
・健都における実証事業を希望される方、健都における地域実証にご関心のある方
・健都内・周辺で実証フィールドとなり得る施設の管理・運営等をされている方
・オーラルヘルス関連の健康増進、機能改善等に結び付く研究や技術・製品開発をされている方
・地域での健康・福祉、医療に関わる研究・開発をされている方
・オーラルヘルスへの理解増進、行動変容などに結び付く技術やソーシャルコミュニケーションの手法をお持ちの方
・スマホアプリや画像、動画など非侵襲による健康チェック技術等をお持ちの方
・健都において、市民向けの運動関連イベントや情報発信をしていただける方

(5)プログラム
■主催者挨拶
 吹田市  健康医療部長 岡 大蔵

■健都共創フォーラムと「オーラルヘルス研究会」の概要説明
 新産業文化創出研究所 所長 廣常啓一

■企画説明(共創と実証の企画推進機関からの発表)

■「口から元気に!「高齢者フレイル見張り番・社会システム」の構築を夢見て」
 大阪大学大学院歯学研究科附属イノベーティブ・デンティストリー推進センター教授・
 センター長 十河(そごう) 基文 氏 
【発表要旨】
 高齢化社会に歯科から貢献できること。その1つとして演者は「高齢者フレイル見張り番・社会シ
 ステム」の構築を夢見ています。全身がフレイルに陥る際、初期に現れやすいのが口。食べるス
 ピードが遅くなり、食べこぼすなどの「オーラルフレイル」があります。そんなオーラルフレイ
 ルをいち早く検知してしかるべき対応をすれば、「健常」に戻る可能性も高い。現在演者はその
 基礎研究として、「あごの運動」を見る既存の「医療機器」とは異なるスマートフォン・アプリ
 の開発を行っています。その技術応用として将来は民生化を目指し、高齢者の「見守りAIシステ 
 ム」を考えています。10分間の中で、演者の研究の一部と夢物語をお話できればと思います。
 https://www.dent.osaka-u.ac.jp/graduate_school_m_000241.html
 ※第1回健都共創フォーラムでの発表資料添付⇒ https://icic.jp/seminar/event12010/ 

■「オーラルフレイル改善プラットフォームの構築(仮称)」
 株式会社アイキャット 代表取締役CEO 西願 雅也(さいがん まさや)氏
【発表要旨】
高齢者の様々な肉体的衰えを総称して「フレイル」と呼ぶが、フレイルの兆候が最初に現れるのは口腔領域と言われており、咀嚼や飲み込み(嚥下)がスムーズにできなくなるなどの諸症状を総称して「オーラルフレイル」と呼ばれ昨今注目を集めています。
このオーラルフレイルの兆候を早期に発見し、口腔領域の各種トレーニングおよびモニタリングを通してオーラルフレイルの維持・改善に努めることで全身のフレイルを先送りすることができ、しいてはそれが健康寿命の延伸に繋がると考えています。
本事業では、オーラルフレイルの維持・改善に繋がるトレーニングやモニタリングコンテンツを集めた「オーラルフレイル改善プラットフォーム」を構築し、その効果を社会実証実験にて評価し、事業化に繋げることを目的としています。

■「健都イノベーションパークに進出するエア・ウォーター」
 エア・ウォーター株式会社 技術戦略センター 事業戦略部 今井美由紀氏
【発表要旨】
「クチから 、 Nexus Design」
本日はエア・ウォーターグループの口腔領域への取り組み、その中でも歯髄再生治療を中心にご案内いたします。弊社が歯髄再生治療を開始したきっかけは、寝たきりのお年寄りが新しい入れ歯を装着して、元気に動けるようになった動画を見たこと。この動画を通じ「自分の歯で食べることの大切さ」を弊社の代表は強く感じました。食べる事は生きる事、自分の歯で美味しく食べるを目標に、健都では取り組みます。

■「健康意識向上は“オーラルヘルス”から」―『笑い』を活用したまちづくり―
 日本笑いヨガ協会 代表 高田 佳子 氏
【発表要旨】
オーラルヘルスは、どの世代にとっても重要な健康課題です。人生100年時代となった今、オーラルフレイル予防は重要です。高齢者の死因第1位である誤嚥性肺炎の予防だけではなく、表情筋を鍛えることで、認知症予防や呼吸にもかかわりますし、消化器官にも影響を与えます。子どもたちは、食生活の変化で虫歯は減っているものの、口腔機能や運動能力の低下が問題視されています。歯周病と血糖値との関係も、知られるようになりました。オーラルヘルスは、どの世代にとっても健康のキーとなります。
健康には習慣づくりが大切です。運動を継続できる環境整備が一番の課題になります。世界中に広がっている「笑いヨガ」の日本での普及において得た成功・失敗のポイントを紹介しながら、健都での展開の方法を、一緒に考えていきたいと思います。

 ※第2回健都共創フォーラム(7/5)発表資料添付 ⇒ https://icic.jp/seminar/event12281/  

■ディスカッション
・登壇者だけでなく、研究会参加者を含めた実証に関しての協力提案や共創提案などを議論します。
■研究会の部会(共創・実証プロジェクト)についての方向性の確認、アンケート等のお願い

■閉会

(6)健都共創フォーラムの開催結果/健都内の実証フィールドについて
■以下のページをご覧ください。https://kento.osaka.jp/co-creation/ 
なお、実証フィールドについては、健都に所在する施設のみならず、市民サポーター制度との連携も想定し、市民サポーター制度の形成に向けた活動も行っています。

※研究会では、この他の実証テーマも募集中です。
 実証事業を希望されるテーマがございましたら、以下のお問合せ先へご相談ください。

(7)お問合せ先
株式会社新産業文化創出研究所(ICIC)
TEL:03-5297-8200  FAX:03-5297-8203
e-メール :  seminar@icic.jp   担当 廣常 瀬川 奥田

(8)参考資料
■健都共創フォーラムのこれまでの発表者資料 ⇒ https://kento.osaka.jp/co-creation/