新産業文化創出研究所 > セミナー・イベント > 研究会 > グローバルヘルスクラスター > アビリティ実証都市研究会とキックオフセミナー

アビリティ実証都市研究会とキックオフセミナー

このイベントは終了しました
開催日 2019年1月15日(火)
開催時間 13:00 - 17:10
場所 テクスピア大阪4階402会議室 大阪府泉大津市旭町22-45 電話:0725-31-4402 南海本線 泉大津駅から徒歩3分
参加費 無料
募集人数 110人
募集対象者 アビリティ関連事業者、研究者、企業、その他市内外のご関心のある方ならどなたでも
主催 泉大津市(都市政策部都市づくり政策課)
共催 グローバルヘルスイニシャティブ (事務局:公益財団法人都市活力研究所、大阪商工会議所、新産業文化創出研究所)
後援 調整中
お申し込み先 お申し込みはこちらから

重要なお知らせ

◆定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきました。沢山のお申込みをありがとうございました。
尚、状況に応じて、定員を増やす可能性もございますので、ご参加を希望される方は、一旦下記までご連絡をお願いいたします。受付可能な場合のみ、ご連絡をさせていただきます。
pr@icic.jp 瀬川

◆会場(開催ルーム)・終了時間が変更になりました。
ご不便をおかけいたしますが、お間違いのないよう、お願い申し上げます。

<会場(開催ルーム)変更>
(正)テクスピア大阪4階402会議室
(誤)テクスピア大阪3階301会議室

<終了時間変更>
(正)17:10
(誤)17:00

 

開催の内容

アビリティ実証都市研究会とは、身体及び認知機能や能力(アビリティ)の回復、維持、向上、改善など広く健康を目的とし、その研究や技術、療法、製品などの効果や事業性などを検証、また研究開発や事業化、普及拡大の支援を行うための地域クラスター(拠点整備等)と国際連携を検討するものです。

食や運動、姿勢、整体、癒し、睡眠、代替医療、統合医療、融合医療など、現代の西洋医療だけではない健康増進の様々な技術や知識をサービスや製品、事業の実証と事業化、また身体機能拡張のロボットや認知機能拡張のAIに、医療や代替医療などのナレッジも組み合わせ、研究や実証、開発、事業化の支援を市民協働、公民連携、医療連携、医工連携など、地域共創で推進します。

このような領域は、エビデンス(科学的根拠)などの立証が未成熟であるもの、また医療などの制度や法律により活用に制限が加えられているもの、文化などの違いにより海外では普及しているものの日本国内での普及が出来ていないもの、研究途中であり様々な領域の知見や実証を必要とするもの、広く社会に知られていない事などが多くあります。

しかし、未病対策や予防、健康増進は健康寿命を延ばし、医療費や社会保障費の増大を軽減することに結び付くことから、近年、公的にもその研究や産業化に注目が集まりつつあります。またこの分野の療法や製品は、異分野の複数の組み合わせや西洋医療との組み合わせ(統合医療や融合医療)により、その効果が今後拡大し、コストが軽減されることも想定されます。

そのために国内外を含む広くオープンイノベーションの機会や実証する地域の協力や支援が重要となっており、本研究会では国際連携や異分野の連携促進、地域との共創環境の整備を検討していきます。

地域クラスターでの活動として、市民や地域内の就学就労者の健康寿命を延ばし、快適な市民生活や健康経営を実現するとともに、関連する研究機関や産業の誘致や創出、そして産業振興に結び付けていくためのリビングラボ機能や支援策なども検討していきます。

泉大津市では、アビリティの実証都市としての取組みを積極的に行っており、今後、拠点整備(市民会館等跡地活用)なども公民連携で進めています。この研究会活動を通じ、確立したアビリティの技術や製品、サービス、人材を泉大津ブランドにより国内外に水平展開することで持続的な地域経営と合わせて、人類の全てが健康な生活を実現できることに寄与するSDGsを目指します。

アビリティ実証都市研究会では、市民協働、公民連携、また異分野連携やビジネスマッチングによる地域共創型のアビリティ実証とR&D支援、事業化など、産業振興のためのプラットファーム(地域クラスター)を確立してまいります。

泉大津市とグローバルヘルスイニシャティブ(※1)では、アビリティ実証都市研究会のキックオフとして、第1部には「食と健康アビリティ」をテーマとした講演を、また第2部には、様々な分野のアビリティ関連研究や事業、支援策などの発表を以下の通り実施致します。

◆協 力: パークマネジメントと次世代公園研究会

==========

★プレゼンテーションの募集は、定員に達しましたので締め切らせていただきます。

第2部の報告リレープレゼンテーション(8分以内×9~12機関程度) では、発表者を募集しています。時間内に全てが終了するように、ご配慮お願いいたします。ご希望者はお申込み時にご記入ください。

時間は、発表者の人数によって少し調整をさせていただくことがございます。どうぞご了承くださいませ。

==========

【プログラム】

第1部 基調講演 (テーマ「食の機能と健康アビリティ」)
※基調講演後5分程度のディスカッション及び質疑応答を予定

・司会進行 松原 拓也 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社

・ご挨拶 「アビリティ実証都市の取組み」(仮題)     (13:00~13:10) 
 南出 賢一 氏 泉大津市長

・研究会コーディネーター 「アビリティ実証都市研究会の考え方」(13:10~13:15)
 廣常 啓一 株式会社新産業文化創出研究所 所長

・話題提供 「健康、介護関連ロボットの国内外動向と健康ロボット研究について 」
 講師 : 本田 幸夫 氏
     大阪工業大学 R&D工学部ロボット工学科 アクチュエータ研究室教授
             大阪工業大学 ロボティクス&デザインセンターセンター長
             厚生労働省老健局介護ロボット担当参与
             日本医療研究開発機構ロボット介護機器開発・導入促進事業プロジェクト
             スーパーバイザー

・講演1 「食による予防医学と機能性おやつプロジェクト」(仮題)  (13:10~14:10)    講師 : 矢澤 一良 氏 早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 規範科学総合研究所 ヘルスフード科学部門 研究院教授

・講演2 「高齢社会における栄養の役割 〜健康寿命の延伸にむけて〜」 (14:10~15:10)
 講師 : 津田 謹輔 氏    帝塚山學院大學 学長   医学博士

  ◎休憩  (15:10~15:20)

第2部 報告リレープレゼンテーション(8分以内×9~12機関程度) (15:20~16:55)
※報告順番は当日に変更になることがございます

(テーマ「食、その他のアビリティ全般と実証都市、また国際連携実現に向けた支援策」報告)

・コーディネーター「アビリティ実証都市研究会の進め方とグローバルヘルス」
廣常啓一 株式会社新産業文化創出研究所 所長

・発表 「認知症対策官民連携実証プロジェクトについて」
日村 健二 氏 経済産業省 近畿経済産業局 地域経済部 バイオ・医療機器技術振興課 課長補佐

・発表  「日本発の健康イニシアティブを推進するためのJICAの活用について」
戸田 隆夫 氏 独立行政法人 国際協力機構 上級審議役

・発表 「関西ウエルネス産業振興構想について」
東 潤一 氏  大阪商工会議所 経済産業部 ライフサイエンス振興担当課長 

・発表 「SDGsから見たインドの予防保健とICTプラットフォーム」
笹原 英司 氏 一般社団法人日本クラウドセキュリティアライアンス 理事
日印人材育成・交流イニシアティブ 共同リーダー

・発表 「健康”生き活き”羅針盤リサーチコンプレックス“その活動と展開」
堀洋氏 理化学研究所健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス推進プログラム 連携促進コーディネータ/研究員

・発表 「睡眠の質の数値化と未病対策」
ジャスト株式会社 代表取締役 古川純一氏

・発表 「ブレインフード(健脳素材)としての大豆ペプチド」
前渕 元宏 氏 不二製油株式会社  開発部門 企画室 主事

・発表 「ガーナの栄養改善プロジェクトやベトナムの栄養制度創設とアビリティ実証(仮題)」
栗脇 啓 氏 公益財団法人味の素ファンデーション シニアアドバイザー

・発表 「足の3D計測とデータ活用によるアビリティ支援(仮題)」
荒山 元秀 氏  株式会社ドリーム・ジーピー 代表取締役

・発表 「足の機能の重要性と支援技術としてのインソールの活用」
那須 友和 氏  ネイシュー株式会社 代表取締役

・発表 「昆虫食の健康とSDGsへの貢献」
松井 崇 氏  株式会社昆虫食のentomo 代表取締役

・発表 「災害時における食用昆虫の有効活用」
 松井 欣也 氏 東大阪大学短期大学部 実践食物学科 准教授

・発表 「心とからだを整える笑とれっち(わらとれっち)」
松下いづみ氏 笑いヨガスタジオ 主催

・総括   石河 修 氏   泉大津市立病院 病院事業管理者 大阪市立大学名誉教授

※終了後に発表者、参加者の名刺交換交流会を予定してきます。そちらへも是非ご参加ください。

 

【研究会活動案としては】
・国内外のアビリティ向上に結び付く研究や療法などの情報の収集と実践者、及び研究機関、民間事業者とのネットワークの形成。
・実践者、及び研究機関や民間事業者のアビリティ実証に対する地域共創型のリビングラボ機能を通じた支援策の検討と実践。
・有識者、専門家、研究機関、医療機関などのネットワークを活用した評価や事業化への支援策の検討と実践。
・研究や技術、製品、事業の課題解決やステップアップの為の異分野連携などマッチング支援策の検討と実践。
・市民や地域事業者、協力機関などとの地域共創プラットフォームの形成の検討と実践。
・国内外のクラスター、地域との連携によるネットワークの拡大策の検討と実践
・SDGsの目標に対するコミットの検討と実践。

【研究会の進め方としては】
・上記の活動案の推進方法など計画の立案、調査、検討。
・活動の可視化、また活動計画の可能性調査に伴い、具体的なアビリティ向上に結び付く技術や療法などの地域共創活動による社会実験の実施。
・専門的な立場からアドバイスや指導を行う有識者を中心に関係する研究機関や医療機関、民間事業者で構成するクローズド、またオープンで実施する複数テーマのワーキンググループ(WG)の形成。
・研究会主催、また協力の多様な主体(市民、産業界含む)向けのセミナー、コンベンション等の実施。
(キックオフセミナーを2019年1月15日に開催し、その後、1カ月か2カ月に1回程度のWGの実施を予定)
・想定されるWGとしては、「アビリティ健康まちづくりWG」「アビリティ産業創出支援WG」「食のアビリティ機能検討WG」「運動アビリティ検討WG」「姿勢アビリティ検討WG」「睡眠アビリティ検討WG 」「脳アビリティ検討WG」「グローバルヘルス国際ハブWG」「国際栄養士WG」など。
・各WGから、泉大津市にとって有効的な案件をプロジェクト化し、の支援を実施。
 (事例、現在進める「あしゆびプロジェクト」「ブレインブースト」、また「食のアビリティ機能検討WG」からの想定プロジェクトとしての「機能性おやつプロジェクト」など)

【アビリティ実証都市拠点の整備と活動支援】
・上記の活動の拠点の整備、公共空間や施設の活用についての検討。
 (現在、活動拠点整備の一つとなる市民会館跡地等活用計画でのアビリティ関連施設とヘルシーパーク構想など)

【泉大津市でのアビリティ実証都市の活動状況】
現在、「あしゆびプロジェクト」や「ブレインブースト」の取組みが行われています。
・あしゆびプロジェクト
・ブレインブースト

◎お問合せ先
・泉大津市 (都市政策部都市づくり政策課 山野・中村)    TEL: 0725-33-1131   E-Mail matisei@city.izumiotsu.osaka.jp