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高橋 信之 氏

◆高橋 信之(たかはし・のぶゆき)
スタジオ・ハードデラックス株式会社 CEO。「コスプレ」の名付け親。

「少年の夢」をメインテーマに「未来の生活」「科学技術と産業」「娯楽によるコミュニケーション」「国際交流と教育」などのモチーフを設定して、出版や広告、商品開発、映像メディアで活動するプロデューサー/プランナー。アニメ、SF映画、ビデオゲーム、玩具、デジタルデバイスなどを得意分野とし、多くの雑誌編集者やデザイナー、映画監督と交流する。
出版編集およびビジュアルデザインのチームとしてスタジオ・ハードデラックス株式会社、キャラクター商品とライツマネジメントの会社としてサイバーダイン株式会社、コンテンツと人材育成の会社としてトランスメディア株式会社を起業する。その他、幾つかの映像制作会社、タレントキャスティング会社、広告制作会社にアドバイザー、プロデューサー、発起人または出資者・後援者として参加。
代表的な著作としては、「AKIRA:アキラメカニクス」 (バンダイ出版)、「アニメビジネスハンドブック」(東京国際アニメフェア)、「SF新世紀:レンズマン」(講談社「宇宙戦艦ヤマト画報」「ウルトラ超兵器大図鑑」(以上、竹書房)、「ウルトラマン対仮面ライダー」(文藝春秋)、「ゴジラ対自衛隊」(バンダイ/銀河出版/角川書店)。
1976年~2005年までの30年間で概算3000冊以上の書籍制作をマネジメントし、60誌以上の雑誌の創刊またはリニューアル、100誌以上の記事制作に参加する。
海外のアニメ系コンベンションでは、「アニメエクスポ」(米国:カリフォルニア州)、「アニメイズメント」(米国:ノースキャロライナ州)、「A-KON」(米国:テキサス州ダラス市)、「ナンデスカン」(米国:コロラド州デンバー市)「ソウルキャラクター&アニメフェア」(韓国:ソウル特別市)、「ソウルライセンスフェア」(韓国:ソウル特別市)、「コスフェスタ」(シンガポール)などに、公式招聘において参加。その他、私的参加や取材参加も各国各地で多数。
エッジカルチャーの観測者としてファンの動向やマニア向けヒットアイテムの受信アンテナについては今なお健在である。1983年には当時受託していたアニメ誌の記事制作スタッフと共に「コスプレ」を造語し、世界で初めて誌面記事の連載タイトルとした。「コスプレ」ネーミングの張本人としても知られる。

クールジャパン・イノベーション研究会