サーキュラーエコノミー価値共創研究会 第4回オンラインセミナー 「エネルギーリスクとサーキュラーエコノミー(燃料・SAF・水素・熱・再エネ・省エネ・蓄エネ)」

サーキュラーエコノミー価値共創研究会
「事業機会につながるサーキュラーエコノミー」~今すぐ始める地域と産業の共創~

環境や資源とひとやまちが共に持続的繁栄を目的としたサーキュラーエコノミー(循環型経済)への移行が注目されていますが、これは社会的意義が高いものであると同時に、ときに企業や自治体、生活者にとっても負担になることもあります。1企業や1業界だけでは大きなイノベーションや社会インパクトには結びつきません。また、産業界だけでなく地域においても重要であり、都市や地方の再生やまちづくり、産業創出やウェルビーイングに結び付く循環型経済モデルを産学官民の多様な主体の連携、共創により実現することが求められています。

経済産業省では「成長志向型の資源自律経済戦略」の中で「地域特性を活かした循環型経済モデルの創出」を、環境省では「第五次循環型社会形成推進基本計画」の中で「多種多様な地域の循環システムの構築と地方創生の実現」を重点項目として挙げています。

本研究会では、企業の事業としての収益化や成長戦略と地域の循環型経済モデルによる持続的社会が両立することを目指し、都市再生やまちづくりをテーマに社会課題の解決に結び付く革新的な技術やビジネスモデルを様々なセクターや主体による共創活動を推進します。そのスタートとしてどなでも参加可能なセミナーから開始いたします。

本セミナーでは、都市再生やまちづくり視点で社会課題・地域課題と循環型地域経済を考えるというアプローチにより、事業収益化や企業の成長戦略にも結び付けるための新たな技術やビジネスモデルの可能性を探ります。セミナー終了後には、参加希望者を募り、新たな技術の研究や開発、エコシステムやビジネスモデルの創出、多様なステークホルダーによるまちづくりやビジネスモデルの構築や社会実証のための共創研究会(公開、非公開ワーキング含む)活動、そして事業プロジェクトの組成と地域での社会実証や実装へと発展させていく予定です。

7月より9月まで4回シリーズでセミナーを開催いたします。セミナーのテーマとしては、まちづくりに関わる社会リスクとしての水、防災、資源、ごみ廃棄物、エネルギー、環境などの領域を取り上げ、サーキュラーエコノミーの新たな視点への気付きのきっかけとなる情報の提供を目的として有識者や先進的な技術や事業に取組む研究者や企業、地域の方をゲストとしてお招きした講演やトークセッションを行います。

第4回セミナー 「エネルギーリスクとサーキュラーエコノミー(燃料・SAF、ガス・水素、電気・再エネ・省エネ、畜エネ)

日本では「 ①エネルギー自給率の低さ」、「②化石燃料依存度の高さ」、「③再生可能エネルギー普及の遅れ」という3つのエネルギー問題、つまりエネルギーリスクが存在します。ひとたび災害や有事になれば、生活だけでなく、企業の持続的経営も困難となることでしょう。

第4回セミナーでは、エネルギーリスクを題材に、「SAF、バイオ燃料」などと密接に関係する、「水素と再エネ・省エネ・蓄エネのまちづくり、産業創出」の事例を取り上げ、サーキュラーエコノミーの価値共創をどのように実現していくかを考えてみます。

◆第4回動画の配信  下記URLよりアクセスをお願いします。
 https://daiwahouse-jp.zoom.us/rec/play/Nsu7SKsb4WbxxfPIrNiUf50VAdpBtEmi26d7gpS1Os7NMT65b2wmOq4-3aSWhwhHzyi48sPgdusgwrIM.A7beIO3B9chGkSfX
 右記パスコードをご入力ください➡  jlcZ5Yf?

【講師】

●「事業機会につながるサーキュラーエコノミー~今すぐ始める地域と産業の共創~」趣旨説明
  株式会社新産業文化創出研究所 代表取締役所長 廣常 啓一 氏
  https://qqeb.cdn.msgs.jp/kdl7/qqeb/20250922_20250908CE01.pdf

●「エネルギー・素材の安定供給とカーボンニュートラル社会実現の両立を目指して」
  ENEOS株式会社  中央技術研究所 技術戦略室 事業企画推進 岩間 真理絵 氏
【概要】 
ENEOSグループでは、エネルギー・素材の安定供給を保ちながら、カーボンニュートラル社会を実現可能な技術の研究開発を行っています。水素・合成燃料・バイオ燃料製造さらにケミカルリサイクルといったENEOS社の取り組みをご紹介いただきました。 
 ➡  https://qqeb.cdn.msgs.jp/kdl7/qqeb/20250922_20250908CE02.pdf 

●「水素社会実現に向けた地方自治体の取り組み~国内最大の水素タウン構想~」
  福島県 浪江町役場 産業振興課 新エネルギー推進係長 藤田 知宏氏
【概要】
東日本大震災及び原子力発電所事故の被害を受けた地方自治体が復興と次世代へより良い住環境を引き継ぐべく、再生可能エネルギーの推進や水素社会実現のために何をしているのかご説明いたしました。
 ➡ https://qqeb.cdn.msgs.jp/kdl7/qqeb/20250922_20250908CE03.pdf 

●「水素活用の社会への見える可事業」
 『環境に良くて美味しいならいいだろ!~水素調理の世界観・水素+α~』
  株式会社H2&DX社会研究所 経営企画領域 中津 悠希 氏
【概要】企業説明、水素を五感で体感する利活用、日本が生み出した水素調理、日本で考案された水素調理器、導入例、国・自治体・企業の普及啓発事業、水素燃焼バーナーの利活用等について
 ➡ https://qqeb.cdn.msgs.jp/kdl7/qqeb/20250922_20250908CE04.pdf

【コーディネーター】
● 新産業文化創出研究所 所長 廣常 啓一