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【次世代情報セキュリティ】医療情報漏洩対策 ~3年後、先生方は医療情報を守れていますか?~

次世代情報セキュリティ研究会/医療クラウド研究会/次世代健診&検診センターとPHR研究会

 

開催の内容

医療の情報化、IT化は電子カルテや医薬品情報データベースなどだけでは有りません。医療機器のコンピュータネットワーク制御、医療ロボットから検体データの管理や識別、健康診断データや個人の生活履歴としてのバイタルデータ (PHR)管理、患者のベッドサイド端末や携帯端末を活用したヘルスケアサービスまで医療機関と連動した付随サービスまで様々な領域に拡大してきています。病院内の情報ネットワーク(EMR)も他の病院間ネットワーク(EHR)、そして診療所や介護施設、福祉施設などとの情報ネットワークの時代がやってきています。

政府の「どこでもMY病院構想」やメディカルツーリズムの時代になるとその情報の網の目は地域の隅々に、そして国際ネットワークの情報システムの中に組み込まれることとなります。

更に医療クラウドの進展と合わせて、個人の医療健康情報の管理から病院管理や高度医療機器の制御までにハッカーの侵入やウィルス対策、サイバー攻撃にいたるセキュリティ対策が重要な課題となってきます。

今回は「次世代情報セキュリティ研究会」と「ヘルスケアビジネス研究会」の部会である「医療クラウド研究会」「次世代健診&検診センターとPHR研究会」などの共同プロジェクトとして、数ある医療IT化における問題の中から、「医療情報漏洩対策」について、セミナーを開催致しました。

◇プログラム
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■基調講演:医療IT化の現状について
  東京電機大学未来科学部学部長 安田浩 氏

■医療・健康産業のIT化の個人データ管理の現状と可能性について  
  新産業文化創出研究所所長 廣常 啓一

■高機能病理検査システムと情報漏洩対策(検体管理・識別の現状課題を例に)
大阪市立大学 名誉教授  工学博士 志水 英二 氏

■クラウドのセキュリティ事情について         
  情報通信研究機構(NICT) 情報通信セキュリティ研究センター
  グループリーダー中尾 康二 氏

■情報漏洩対策について
  情報通信安全促進協会(JCSA)

■Q & A
■フリートーク(ワークショップ)

 

【プロフィール】

安田 浩 氏  
東京大学名誉教授
東京電機大学未来科学部学部長
一般社団法人 情報通信安全促進協会(JCSA)理事長
シミュレーション医療クラウド構想推進委員会 顧問
総務省 情報通信審議会専門委員
総務省 住民基本台帳ネットワークシステム調査委員会座長
総務省 次世代の情報セキュリティ政策研究会座長
内閣官房IT担当室 電子私書箱(仮称)構想検討会座長
政府IT戦略本部 委員
内閣府沖縄振興審議会委員
財団法人 セコム科学技術振興財団 理事
スマートフォンセキュリティフォーラム 会長 他多数

中尾 康二 氏
(独)情報通信研究機構(NICT) 情報通信セキュリティ研究センター グループリーダー
一般社団法人 情報通信安全促進協会(JCSA)理事
NPO法人 日本ネットワークセキュリティ協会 副会長
日本ISMSユーザーグループ 発起人代表
ITU-Tセキュリティ会議 副議長
KDDI株式会社 運用統括部 情報セキュリティフェロー
(公務) 経済産業省 情報セキュリティ監査研究会委員
    総務省 次世代の情報セキュリティ政策研究会 座長代理
    内閣官房 IT担当室 電子政府ガイドライン作成検討会構成員

ファシリテーター : 新産業文化創出研究所 所長 廣常 啓一

【医療クラウド】

【どこでもMY病院構想】

【EMR EHR PHR】