展示
町田・八王子・相模原商工会議所 広域連携事業 ものづくりプロジェクト
1.目的
武相エリア(町田市、八王子市、相模原市)に位置する当会議所と八王子商工会議所、相模原商工会議所は過去10年間に渡り「ミニTAMAビジネスセッション」と称し、ビジネス交流会を開催。
その発展版として、当会議所は新たな広域連携事業「ものづくり支援プロジェクト」を始動させてきました。期間は平成23年度から平成25年度末までの3年間を予定しています。特に対象域内の企業が相互に連携した企業集団「需要創出モデル企業」を創出し、域内の工業集積の活性化と武相エリア(町田市、八王子市、相模原市)全体の経済活動の持続的な発展を促すことを目的としています。
2.ものづくりプロジェクトに係る実施調査及び現況
1)実施調査
■武相地域特性に合ったビジネスモデルの創出(大手メーカーニーズ調査)
大手メーカーがグローバル化の中で、量産拠点を国内から海外に移す中で、大手メーカーが国内で必要とされる技術、部品を探求し、メーカーが求める高度な製品仕様を調査することによって武相地域の企業集積を活用した、連携ビジネスを創出することを目的としています。また、その集合体が生産・販売可能な供給量も併せて調査を行っています。
<調査企業数 52社>
2)現況
■ものづくり交流会の開催
八王子市、町田市、相模原市を合わせて商圏人口180万人が必要とされる多品種少量生産が可能な「製品」、部品などを新現役(OB人材等)が総合的に判断して開発テーマを提案し、企業グループを募集する「ものづくり交流会」をこれまでに16回、開催してきました。またものづくり交流会で生まれた実績等は下記のとおりです。
【技術提携・連携等】
新たな企業連携を目指して、町田商工会議所、八王子商工会議所、相模原商工会議所が連携した3つの分科会が生まれています。
分科会1 自社におけるものづくり事業創出分科会
分科会2 地域におけるエネルギー創出分科会
分科会3 マーケティングと製品戦略分科会
【プロジェクト成果】
1.遠隔監視型生ゴミ処理機
2.町田市災害・停電時LED街路灯「消えないまちだ君」
3.大光量ポータブルサーチライト
4.町田式水耕栽培槽
3.地域の現状と課題
2008年秋のリーマンショック以降、町田市、八王子市、相模原市の工場数は減少傾向がつづいている反面、脱・下請けを目指して短納期、オリジナルの製品づくりで成長している企業もあります。その中で、今後成長が見込まれる分野に進出するにも最先端の技術情報を知ることは一企業では限界があります。そこで玉川大学工学部熱エネルギー研究室大久保英敏教授の協力を得て、今後、成長が見込まれる分野へ進出する足がかりとなる情報提供を平成24年度から実施しています。
4.実施体制(役割分担など)
広域連携事業を推進するために広域連携推進委員会を設置した。構成員は町田、八王子、相模原の各商工会議所工業部会長が全体事業の統括を行い、その事務局は町田商工会議所が行っています。
関連プログラム
2月8日(土)13:00~14:30
シンポジウム「豊かな地域社会の構築と地域密着型の新しいアグリビジネスの実現」を目指して
企業・団体名 | 町田・八王子・相模原商工会議所 |
企業・団体の概要 | 「ものづくりプロジェクト」とは、町田・八王子・相模原の3市の商工会議所による、中小企業の革新的な製品を創出するための“地産地消”広域連携ビジネス計画。他社との共同開発や大手企業とのビジネスマッチングにより、「企業連携を活かした売れる製品」の実現へ! |
URL | http://monozukuri.machida-cci.or.jp/ |
展示部屋番号 | 128 |