セミナー・セッション
サスティナブル・コミュニティを創る(地域の取り組みを通して考える)
東日本大震災以降、各地のいくつかの地域では、自分たちのコミュニティを自分たちで創る取り組みが始まっています。次世代へバトンタッチするこのサスティナブル・コミュニティについて、3つの事例を通して考えたいと思います。
タイトル「官民連携によるエリア開発の検討(道の駅による『防災・減災・エネルギー』)」
NPO法人サスティナブル・コミュニティ研究所
伊東 一氏
日本大学大学院農学研究科修士課程修了。その後、東京大学大学院新領域創成科学研究科の大学院研究生として資源循環型技術開発プロジェクトやアルミハウス委員会などに関わる。その他、住宅メーカーと行うプログラムづくり活動に参画。現在はNPO法人サスティナブルコミュニティ研究所の研究員としてまちづくりや価値づくりの活動を実践している。
タイトル「でんき宇奈月プロジェクト(富山県宇奈月温泉)」
でんき宇奈月プロジェクトは、電源開発で発展してきた富山県宇奈月温泉において、小水力や地熱などの地域資源を利用した再生可能エネルギー開発と電気自動車や電気バスによる次世代交通システムの導入によって、先進的な低炭素型のエコ温泉リゾートの形成を目的としています。地域資源によって地域のエネルギーを賄うばかりでなく、温室栽培や有用魚類の養殖などのも視野に入れた豊かな地域づくりを推進するプロジェクトです。
■スピーカーのプロフィール
富山国際大学教授 現代社会学部
上坂 博亨氏
専門は地域エネルギー学。ドイツやデンマークのエネルギー政策を視野に入れながら、日本に適した小水力などの再生可能エネルギーとEVを利用した地域社会形成の研究を推進。2006年より富山県小水力利用推進協議会会長、NPO法人エコテクノロジー研究会理事。
タイトル「パーソナルモビリティの都市構想」
セグウェイが誕生して既に10年が経過し、現在、先進国の中では日本を除く国がセグウェイを公道走行させ新たな街作りへと始動しています。国内では、つくば市で特区認定を受けて実証実験が開始されセグウェイを利用した街作りが広がり始めております。また、海外では次世代モビリティ構想があり、近距離移動を未来にどう活用するかの取組みをお話したいと思います。
セグウェイジャパン株式会社 代表取締役社長
大塚 寛氏
米国スーパーコンピューター企業のCray(クレイ)入社し、その後、コンピューターグラフィックス企業のシリコングラフィックスと合併で約12年勤続後、セグウェイジャパンを設立。主に新規事業担当が中心でロボット事業は2000年から携わる。国、自治体のITならびにロボットプロジェクトの委員や大学の非常勤講師を多数行っている。
意見交換会
企業・団体名 | NPO法人サスティナブル・コミュニティ研究所/富山国際大学/セグウェイジャパン株式会社 |
日程 | 2月7日(金) |
時間 | 15:00~17:00 |
会場 | 3階 340 |
参加費 | 無料 |
参加者 | 一般 |
募集人数 | 50人 |
セミナー参加の目的 | 研究会・プロジェクト化 |