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銀河鉄道999デザイン電車、10月8日に西武鉄道でいよいよ運行開始!!

平成28年9月28日

2014年12月に惜しまれて引退した西武鉄道の銀河鉄道999デザイン電車。松本零士氏による新たな描き下ろしのデザインで、再び西武池袋線系(池袋線・西武秩父線・豊島線・狭山線)で運行を開始することになりました。

新しく練馬区のオリジナルカラーとして開発された「NERIMA GREEN(ねりまグリーン)」を背景色に、メーテルや鉄郎、そのほかキャプテン・ハーロックなど、松本作品のキャラクターがにぎやかに配置されているとのこと。

2015年7月には、松本零士氏が長年居住されている地元大泉学園で活動をしているNPO法人あまねり会(アニメとマンガの聖地ねりま創生会)」が中心となってクラウドファンディングによるラッピング費用の調達を試みましたが、目標額には達しませんでした。その後、あまねり会では地元の有志と連名で西武鉄道に働きかけ、デザイン電車復活に向けた活動を続けてきました。

10月8日の運行当日には、「銀河鉄道999デザイン電車」デビュー記念イベントも開催します。

詳細は、
コチラ(西武鉄道/練馬区ニュースリリース)から

About

本プロジェクトは、松本零士先生の999世界観を、鉄道や駅舎、街などを使いながら真剣に現実のものにしていくプロジェクトです。鉄道車両改造にとどまらず、駅舎、ストーリーの中の機械化人やイベントなどを、プロジェクトに参加いただく皆さまからの技術やアイデア、資金などをマッチングさせながら 現実化していくことを目指します。

松本零士作品の中でも、「銀河鉄道999」の人気は特別なものです。メーテルを中心とした世界観は、「キャプテンハーロック」「クイーンエメラルダス」などと共に、松本作品の中心になっています。 星出彰彦さんなど多くの宇宙飛行士が宇宙へのあこがれを抱くきっかけとなったのが、 小さいころ見た「銀河鉄道999」などだったと言われています。

本プロジェクト開始のきっかけは、2009年5月から多くのアニメファン・地元住民に愛され続けてきた「銀河鉄道999デザイン電車」が、車体の老朽化により2014年12月一杯で運行を終了し、ファンの間からの復活を願う声から始まりました。最初のデザイン電車は西武鉄道と 「アニメ産業の振興ならびにアニメを活用した地域活性化」を目指す練馬区とのタイアップにより、原作者で西武沿線在住の松本零士先生が自らデザインを監修した電車でした。本プロジェクトが目指すのは、ラッピングに終わらず、車輛、駅舎、街などに最新技術などを投入し、全体として世界観を作っていくことです。

月1度のペースで、産業界や学術界、ファンが共に現実化を目指すオープンイノベーションのプラットフォームを形成し、「こんなアイデアを実現化してほしい」「こんな技術が活用できる」「このような実装場所や機会を提供できる」「こんな研究を行っている」などのプレゼンテーションやアイデアソンを行い、そこから本格的なプロジェクトを作っていきます。(下方のイベント情報をご参照ください。)

愛称板クラウドファンディング 目標達成!!

   

第4回鉄道技術展へ「銀河鉄道999現実化プロジェクト」として出展



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松本零士
松本零士の略歴

私はずっと前から「宇宙を旅行できる時代が来る」と言っていて、(このような)現実化するための活動や技術はごくごく自然に出てくると思っていた。

私は若いころから宇宙を舞台にする「光速エスパー」「電光オズマ」という漫画を描いてきて、「宇宙作戦第一号」は17歳の頃の作品だったりする。もう頭の中では当たり前のように何回も月や火星に行っていたのだ。

今は技術とかなら重力エレベーターなんかも現実化しそうな時代。最初、発射は地上から垂直に打ち上げるかだろうが、そのうち999と同じように空に滑らかに伸びた線路のような形にもなりかねない。

技術が進歩すれば、外見的にも自由なものも作られるようになるだろうと思っている。そのうち車輪があるかないかぐらいの違いのものも出てくるだろう。車輪の有無は帰り方の問題だろうが、スペースシャトルには見事に着陸して見せた車輪があった。

また人がたくさん乗れないのでは採算が合わないだろうから1000人くらい載せることになる。必然的に列車のように長くなるだろう。いずれ、いつも使っている最寄駅から宇宙へ旅することが出来る未来が来るに違いない。

このように、このプロジェクトを通して、アニメファンや鉄道ファンばかりでなく、広く国内外の人が「夢を実現化する事」に楽しんで挑戦してもらえるきっかけになれば嬉しい。今後、銀河鉄道999号がどのように進化していくか、私自身が楽しみに思っている。

私は間に合わないかもしれないけど、次の世代が「宇宙旅行時代」に間に合うに違いない。いや、多分私も絶対間に合うと思う(笑)